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始まりと修行①

僕は5歳になってから修行する量が増えた。


「今日も剣術の修行するぞ」

「はい!!、お父さん」


剣術の修行は素振りとランニングをする事だけだが最初の頃はこれがとにかくキツイ。


「そう言えば魔法の方の修行はどうなっているんだ?」

「あぁ順調かな」


お父さんが素振りをしながら聞いてきた。


今、魔法の修行は兄カリューに送って貰った魔石を使っている。今の魔石は犬型のよりも頑丈なのでやりごたえがある。


「そうかーお父さんはそっちの方はからっきしだから頑張れよ」

「任せなさい!!」


笑顔で答えると丁度1000回終わったみたいだ。いやー今日も疲れたこれで剣術の修行は終わりだな。


「なぁレイお父さんと1回やらないか? 」


いきなり何を言い出すかと思えば剣で戦えとのことらしい。まぁ今の実力を知るいいきっかけだやって損は無いしやるか。


「いいよぉ全力で行くよー」

「おぅかかってこい」


そう言って僕とお父さんはある程度の距離をとってお互いに構えた。


お父さんはこの前見せてくれたバルバット剣術の構えだ。それに対する僕の構えは素振りをした時と同じ構えだ。


「行くぞレイ」

「分かったお父さん」


そう言って僕はお父さん目がけて走り込む。そして上から剣を振り下ろすのをお父さんは剣で受けて弾き飛ばす。


僕は転がり勢いを起こすとそのまま切り込む。4、5回ぐらい打ち込むが全て受け止められてお父さんに弾き飛ばされる。


「お父さん強すぎだよ」

「どうしたレイそんなものか?」


何故か挑発してきている。何が狙いか分からないので僕は挑発に乗ることにした。


「行くよお父さん」


僕は試したいことがあったのだがそれはバルバット剣術だ。バルバット剣術は最初の頃に少しだけ見せてもらった覚えしかない。


「フゥー」


僕は息を整えてバルバット剣術の構えをとる。それにお父さんは驚いているようだ。


「何だその構えは?バルバット剣術の構えか?面白いことしてくれるな」

「ちょっと真似してみただけだよ」


そう言って僕はお父さんに目がけて走る。そして僕は下からの切り上げから剣を振り下ろす。


「何?」


僕がやって見せた構えからの攻撃はバルバット剣術そのものだったのでお父さんは驚きにより少し反応が遅れる。


お父さんは切り上げを紙一重で回避して降り掛かってくる剣をまた回避する。


「危なかった」

「惜しいなんで当たらないの?」


やっぱりお父さんは強いいっかいも剣を当てることが出来ない。


「まっ今日はこの辺にしておこうか」

「そだね僕も疲れたよ」


今日の剣術の修行はここまでだ。このあとは一体何をしようか?


「レイこのあとは何をする予定なんだ?」

「特にやることは無いな〜」

「なら久しぶりにフカのところに行ってみたらどうだ?」


それもそうだ最近は修行に励んでいて会っていないのでいいかもしれない。


「分かった、久しぶりに行ってくる」

「おお、気おつけて行ってこいよ」


という事でご飯を食べてからフカのところに行くことになった。


食べ終わるとすぐにフカの家に向かった。


「フカいる?」


何の返事もないな?この世界には電話が無いので入れ違いがよくある。


「いないのか、少し周りを散歩して待っていよう」


家の奥に森があるのでその周りを散歩することに決めた。


森は大きくて全部の場所を行くのは大変なのでどこかで折り返すか。


「それにしてもこの森すごい雰囲気漂わせてるな」


魔物の強さもそこら辺のより強いと聞く。1度見てみたいという気持ちもある。


「なんだこれは?」


歩いてあると足元に光るものを見つけた。


「手に取って」


声が聞こえる。よく見ると魔石だった、それも凄く美しくて輝かしいものだ犬型のよりもお兄ちゃんに貰った物よりも綺麗だ。


「なんの魔物の魔石なんだろう?」


強い魔物の魔石なんだろうな。これを使って魔力の修行をすると格段に力が上がるだろう。



「レイ〜」


その声に振り返るとフカが僕を呼んでいた。さっきの声はフカの声だったのだろうか?


「いま行く」


その後はフカの修行の話をしたりして凄く盛り上がった。


その日の夜、今日手に入れた魔石を使って魔力の特訓をしてみることにした。


「とりあえず魔力を注ぎ込んでみるか」


魔力を注ぎ込んでみると凄い威圧感が襲ってきた。


全部魔力を注ぎ込むが形が変わらない。とりあえず毎日注ぎ込み魔力を上げていくことにした。


それから時がたち僕は6歳の誕生日の日がやってきた。この日の次の日から神のお告げを見る事が出来るようになるらしい。


「楽しみ、レイ?」

「うん楽しみだよファナ」

「どれくらいだと嬉しい?」

「平均ぐらいかなカナ」


平均ぐらい無いと修行の意味が成果が無いので少し落ち込んでしまうといい気持ちがある。


「「楽しみだね〜♪」」

「うん!!」


その日の夕食は盛大に祝ってもらった。


「とうとうレイも俺たちの仲間入りか」

「もうあなたは酔っているわね」

「良いじゃないかこんなめでたい席なんだからな」


飲みすぎはよくないと思うがな。めでたい席なんだし別に構わないとは思うけど。


「ファナとカナは今どんぐらいなんだ?」


酔った勢いでお父さんがファナとカナに尋ねている。


「こんな感じ」


まずはカナから見せてくれる。


名前:カナ レベル:2


《適正魔法》

火属性 風属性 無属性


《特技》

初級剣術 初級魔法 意思疎通(ファナとのみに限る)

《称号》

双子 剣士見習い 魔法使い見習い


となっていた。次にファナだがこんなふうになっていた。


名前:ファナ レベル:2


《適正魔法》

水属性 土属性 無属性


《特技》

初級剣術 初級魔法 意思疎通(カナとのみに限る)

《称号》

双子 剣士見習い 魔法使い見習い


となっていた。これは双子だからなのかすごく似ている。


特技には出来ることが書いてあるということか。称号はその人のやってきたこととその人に関係あることが簡単にわかるように表されているということになる。


ちなみに2人は学校に行っているのでレベルが少し上がっている。


その日の夜、僕は魔石に魔力を注ぎ込んで明日に備えて寝ることにした。



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