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あえて僕はモテないようにする  作者: 色落りん
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彩乃ちゃん初めまして

新太「彩乃やっと来たー遅いわ〜」


彩乃「えーそんな待った〜?(笑)」


新太「嘘嘘、そんな待ってない(笑)」


彩乃「だよね!?あ、初めましてだね…三上君!」


冷「どうも。」


彩乃「いや〜まさかあの三上君と話す日が来るとは思ってなかったわ〜(笑)」


新太「いやいや大げさでしょw」


彩乃「だって1組の女子でも噂になったりするよ〜?でも或斗君と違って話しかけづらいっていうか…なんか人と距離を置いてる感じあるよね?(笑)」


新太「え?そうか?」


そうですよ。

女子となんて距離を置きまくってる。


彩乃「そうだよ〜ってかそれより!三上君!あの写真やばいねwww」


冷「うん、やばいから消してほしい。」


彩乃「え〜どうしよっかな〜?(笑)」


冷「ほんとお願い。」


新太「彩乃、その写真で渚をもっとイジメる気なの?」


彩乃「ちょっと〜別にイジメてないよ〜(笑)」


冷「いや、イジメだろ。」


彩乃「えっ!三上君知ってんの?」


新太「ごめん、俺がLINEのトーク見せた(笑)」


彩乃「ちょっと何勝手に見せてんのよ〜」


新太「いや、なら何で俺をグループに入れたんだろw」


彩乃「それは新太をもっと桃奈に近づけるためでしょww」


新太「えっ、マジで?ってか…」


彩乃「え?まさかバレてないと思ってたの?w はっきり言ってバレバレだよ(笑)」


おいおい

急に何の話だよ。

さっさとあの画像を消してくれマジで。


新太「まじか〜もしかして他の女子も気づいてる感じ?」


彩乃「たぶん?(笑)ワンチャン桃奈にも気づかれてるかもねww」


新太「待って待って!それはやばいって〜!ちょっと冷どうしたら良い?」


冷「知るか。別に良いだろ。キス画像が流出してるよりマシでしょ。」


彩乃「ほんとそれなwww 三上君に比べたら大したことないからそんな焦るなって(笑)」


新太「確かにそうだけど…とりあえず二人ともこの事は誰にも言わないで!」


彩乃「はいはい(笑)」


冷「うん。それより彩乃ちゃん。マジでその画像消して。」


彩乃「え〜どうしよっかな〜」


冷「マジでお願い。」


彩乃「ってか私が消したところで私の友達は持ってるよ?」


冷「うん知ってる。彩乃ちゃんに消してもらった後にその人に会いに行くから。」


彩乃「えっw マジで言ってるの?w」


冷「うん。同じ中学ならたぶん知ってると思うし。」

まあ覚えてるかは分からないけど。


彩乃「やばw ガチじゃんw」


冷「当たり前だろ。」


彩乃「まあ確かにw」


冷「だから…」


彩乃「ってかってか!ってかさ!」


何だよ急に。


彩乃「これ聞くの忘れてた!」


冷「何?」


彩乃「渚とどれぐらい付き合ってたの!?どっちから告ったの!?ってかもしかしてまだ付き合ってたりする!?!?」


新太「いや、彩乃いきなり聞きすぎ(笑)」


彩乃「あ、ごめんごめん(笑)それでどうなの?」


冷「何が。」


彩乃「だから聞いてた?w 渚とはどれくらい付き合ってたの?」


冷「2ヶ月ぐらいかな。」


彩乃「え、短っ!」


冷「まあね。」

正直、付き合った期間なんて覚えてない。

大体このキスも付き合ってた時かどうかも分からないし。


彩乃「じゃあどっちから告白したの!?」


冷「渚。」


彩乃「へーそうなんだ!渚って意外に積極的なんだねw」


冷「それは知らない。」


彩乃「じゃあ!じゃあ!」


新太「彩乃ちょっと…」


彩乃「良いじゃん!聞きたいんだもん!」


冷「じゃあ、あの画像消してくれるなら答えるよ。消さないなら答えない。」


彩乃「えー!じゃあ逆に言わないならこれ拡散させるよ?w」


冷「おい待て。」


彩乃「じゃあ答えて?(笑)」


冷「分かったよ。」

最悪だマジで…


新太「冷、完全に弱み握られたね(笑)」


冷「ほんとそれ。」


彩乃「良いでしょ(笑)じゃあ質問!三上君は何で元カノの渚と同じ高校なんですか?」


冷「偶然だよ。」


彩乃「いや、それは嘘でしょ〜w」


冷「いや本当だって。」


彩乃「じゃあ三上君がサッカー部で、渚がそのマネージャーなのは?」


冷「それも偶然。入部した後に渚がマネージャーなの知ったから。」


彩乃「え〜なんか怪しい!」


冷「嘘ついてどうするのさ。」


彩乃「まあ確かにw」


冷「じゃあ答えたから早く消して。」


彩乃「いや、まだ終わってないよ〜(笑)」


おいおい

マジでいい加減にしてくれ。

これ以上僕に何を聞くんだよ。

大体まず初対面だろうが。


彩乃「何でこれ校舎裏でキスしてんの?ww」


新太「あ、それは俺も気になってた(笑)」


冷「さあ?学校でキスしてみたかったんじゃない?」


彩乃「さあ?ってww 覚えてないの?」


冷「正直、あんまり覚えてないわ。」


彩乃「絶対覚えてるでしょw 中々ないよこんなシチュエーション(笑)」


新太「だよな〜憧れるわ〜」


彩乃「新太も早く桃奈に告白して校舎裏でキスして来なよww」


新太「いやいやハードルが高いって(笑)」


彩乃「桃奈ならしてくれるってw あの子たぶんそういう事好きよ(笑)」


新太「いや、まず付き合ってくれるか分かんないし(笑)」


彩乃「だから頑張れって(笑)ってか三上君は彼女どんな子?いるんでしょ?」


冷「いや、彼女いないよ。」


彩乃「えっ!マジで!?w」


冷「マジで。」


彩乃「えっ、何でいないの!?」


冷「別に彼女欲しくないから。」


彩乃「えっ、意味分かんないだけどww 新太これ本当?」


新太「うん、たぶんいないと思うよ。俺も最初は疑ってたけど、マジでいないっぽい。」


彩乃「えー!いや、なんかいつも一緒にいる白髪の子…?とか星乃…?って子が彼女らしいって噂で聞いてたけど、違うの!?」


宮本さんと星乃さんのことか。

まあ間違われても無理はないな。

冷「別に違うよ。」


彩乃「マジ!?本当に!?」


冷「うん。」


彩乃「じゃあさ!今度デートしようよ!」




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