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せめまも33  作者: めもる
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5.せめる、まもると出会う

5.せめる、まもると出会う。

大学生活にも慣れた頃、僕とつだる君はぎょる先輩に誘われ、あるサークルの見学をしていた。


みかる先輩「みなさん、本日は安南大学コーラス部新歓コンサートに来てくれてありがとう。」

まこる先輩「今から数曲歌わせて頂きます。まずは安南大学学歌からです。」

               (♪)

               (♪)

               (♪)

みかる先輩「これにて、本日の新歓コンサートを終わりします。最後までありがとう。」



せめる「どれも良い歌だったね。」

つだる「そうだね。感動してしまったよ。」

ぎょる先輩「今日はありがとうな。で、君たち入部しない?」

せめる「え、入部ですか?迷うな」

つだる「うーん、どうしよう。」

みかる先輩「君たちぎょる君の後輩?コーラス部どう?」

つだる「はい、迷いますね。」

せめる「うーん、よし。僕入部します。」

つだる「なら、僕も入部しようかな。」

みかる先輩「本当?ありがとう!」

せめる「これからよろしくお願いします。」


安南大学コーラス部への入部を決めてから数日後、僕らは部室にいた。

せめる「農学部のせめるです。これからよろしくお願いします。」

つだる「同じく農学部のつだるです。よろしくです。」

まもる「俺も農学部です。名前はまもると言います。よろしくお願いします。」

せめる「君も農学部なの!よろしくね。」

まもる「おう。これからよろしくな!」


これが、僕とまもるの出会いである。この時、僕はこの出会いが、これからの大学生活で重要な意味になるとは、まったく思っていなかったのである。





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