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せめまも33  作者: めもる
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3.せめる、恐怖の北黒寮に入る

緊張状態でトウモロコシの事しか覚えていないせめる。果たして入試の結果は?


3.せめる、恐怖の北黒寮に入る

僕は、せめる。無事安南大学に合格し、今日から安南での大学生活が始まる。

僕の今日からの生活の場は、北黒寮となる。

(ただの廃墟だろ、これ。幽霊とかいそう…。)

壁には様々な文字が書いてあり、恐怖しか感じない、そんな寮だ。


僕「こんにちは、今日からよろしくお願いします。」

つだる「こんにちは、僕も今日からよろしくお願いします。」

ぎょる先輩「おう。夜に面接やるから覚悟しときな。」

僕「面接ですか?どんなことをやるのですか?」

ぎょる先輩「その時のお楽しみさ!」

つだる「なんかやばそうですね。」

僕「あかる君もきいた?面接のこと。」

あかる「きいたぜ!めんどいなー。」

うとる「面接?なにそれ?美味しいの?」

つだる「夜になにかあるらしいよ。」

うとる「まじですかい。」

だまる「…。」


おっと、紹介が遅れた。つだる君、あかる君、うとる君、だまる君は、僕と同じ寮のエリアで生活することとなった大学1回生、つまり僕の安南での初めての仲間だ。


そんなこんなで、夜となった。

ぎょる先輩「1回生集まれー!」

えいる先輩「お、今年も始まったか!」

                   (ざわ・・・ざわ・・・)

ぎょる先輩「今から一人ずつ面接を行う!」

                   (ざわ・・・ざわ・・・)

えいる先輩「まずは、せめる君からいこうか。」

僕「はい!」

-とある部屋の前で-

僕「失礼します。」

?先輩「名前は?」

僕「せめるです・」

??先輩「一発芸やって!」

僕「え???」

???先輩「できないの?また明日ね!!」

僕「…?失礼しました。」


-待機部屋-

あかる「せめる、どうだった?」

僕「また、明日ね!といわれた。」

ぎょる先輩「どんまい!」

僕は、意味が分からなかった。


突然、そのとある部屋から叫び声が聞こえた。

うとる「キイェェェェェェェェェェェェェイイイイイイイイ!!」

??先輩「君合格!!!!」


あかる「?」

僕「??」

うとる「合格しました。」

えいる先輩「一発合格か、すごいな!!」

ぎょる先輩「うとる、やるなー!」


結局、僕はそのよくわからない面接を次の日も受けて、一回目は失敗し、二回目でようやく合格をもらったのであった。ちなみに、だまる君は、3日目でようやく合格をもらえたのであった。


その面接で、僕は叫び声をあげたため、のどを痛めてしまった。その状態で安南大学の入学式に行き、ようやく僕の大学生活が始まったのであった。







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