悪魔の恐ろしさ
みんな、おひさー。馬場ちーにょだよ。
新作も出したからそっちもよろしくね。
じゃあ、召し上がれ
山賊騒ぎがあった夜のこと。
「さぁ、拓斗様、心さま。沢山食べて下さい」
「………………ありがとう」
町の人から、お礼の宴のもてなしを受けていた。こんなこと、ちょっと前にもあった気がする。二日か三日前に。
でも、それだけならまだいい気がする。
「拓斗さん。これは我々の手作りです。召し上がってください」
「…………」
「どうかしましたか?」
「あぁ、いやなんでもないよ。頂きます」
今回の辛いところは元山賊が厨房に立って料理を作ってくれていること。
今までのイメージがあるから正直、違和感しかない。しかも、びっくりするほど美味しい。
山賊じゃなくて、シェフとしてやっておいたほうが幸せだったのではないかと思えてしまう。
同じ感想を持っているのか、心さんも苦笑いを浮かべていた。
「それにしても…………」
この宝剣は本当に邪悪な心だけを切るんだ。
山賊頭|(アンニャロって呼べない)を切ったときは大きな闇みたいなものがブワーて飛んでいったし。
宝剣を使いこなせばナムスもきっと……………………。
思いをはせていた時だった。
「みんな、大変だ!!!」
外のほうから男性の声がした。
次の投稿日は未定です………
すみません