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14-7 そして、園美島へ ⑦

 すると、あの時、解放石エンピュラスは、「Q」とともに、仕事の帰りに、休憩のために立ち寄ってから、200年に渡り、エンピュラスは、何回も様々な人の姿で、そのメンバーを受け継ぎながら、琥珀こはくつばさを見守り、様々指導をしてきたのであった。これは、解放石エンピュラスを拾った遠藤敦子が、解放石に届けた願い、このチームの希望の扉を開く、という願いを叶えるために、その願いに終わりはなかった。


 そして、解放石として、宇宙規模の仕事を行ないつつ、琥珀こはくつばさの行く末を追って、進化させながら、永遠に見続けるという道を、同時にこなすことを決意していたのである。そのために、常に、あらたな人間の身体になって、必ず、メンバーの1人になっていた。そして、琥珀こはくつばさのメンバー同士で、連絡がとれるようになったのも、エアアクセスを教えたからなのだった。


「そういえば、以前、仕事で、しばらく留守にしたんだけど、その時のリーダーが、裏切って、メンバー同士戦ってトラブルになって大変だったのよ。結局、そのリーダーは、仕方なかったけど、私が、消したんだけどね。でも、今回、クラリスのおかげで、ここのメンバーたちから、そのリーダーだった主理の記憶がなくなったのは、よかったわ。そんなことがあってから、必ず、分身を残していくことにしたのよ。今、ここにいる私も、実は、本体じゃなくて、分身なの、ごめんなさいね。今、第6世界に行っていて、希望の塔にいる解放石の本体と、私、今、3箇所同時にいるのよ。」


 このようにして、これまでの、園美島と琥珀こはくつばさとのつながり、そして、旧ナリント国とのつながりについての経緯を、解放石エンピュラスは、すべて2人に明かした。


 うなずきながら、聞き入る2人、


「そんなことがあったとはね。ということは、琥珀こはくつばさのメンバーたちは、日本人というよりも、旧ナリント人により近いということなのね。」


 それを聞いて、ルミナリエは、喜びながら、


「まさか、私の作り出した美の最高傑作のナリント人の血を持つ女性たちが、まだいたなんて。」


 すると、解放石エンピュラスは、「Q」に言った。

「私もね、あなたが、ナリント国を作り直して、新生ナリント国を再び建て直すことを知ってね。そこで、園美島のことは、どうしようかと思ったのよ。」


 すると、ルミナリエは、懇願して、

「お願いよ、「Q」。どうか、このまま、その血は、残しておいて!どうせ、琥珀こはくつばさのメンバーたちは、エンピュラスが、このまま管理していくんでしょ。それなら、以前のように、その美貌を悪用して暴走することなんて、心配ないわよね。」


 それを聞いて、しばらく考えていた「Q」、

「そうね。その点は、エンピュラスに、すべて任せられると思う。それに、まさか、これだけ、美貌のレベルを下げた世界だから、たぶん、クルルドレディも生まれることはないと思うしね。あの2人の野望も、クルルドレディがいてこそだったからね。」


そして、それを聞いて、気づいたルミナリエは、「Q」に尋ねた。

「クルルドレディですって?!いったい、どういうこと?!まさか、ナリント国には、美のクルルド化をした女性たち、クルルドレディが生まれていたっていうの?「Q」は、クルルドレディについて、なにか知ってるの?」


だが、エンピュラスも、初めて聞くそのことについて、ルミナリエに尋ねた。

「クルルドレディって、何?話してよ、ルミナリエ。」

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