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11 新たなるナリント人の誕生

 だが、そんな時、その声の主、「Q」は、ここにきて、とんでもないことを知ったのであった。


「ええっ!う、うそでしょ!そんなこと、ありえない!」


 それは、ナリント人の誕生であった。


 「Q」は、ナリント人たちが、世界中からあらゆるものを、その女性の美貌によって、奪いとっていたことで、ナリント国を分離し、2度とナリント人が、この世に生まれることがないように、ナリント国を無くして、すべてのナリント人を消し去っていたのに、1人のナリント人が突然、この世に生を受けたのであった。


 それが、ナナであった。コトールルミナス人のコスメの下に生まれたナナは、ナリント人の血が混ざっているということではない、生粋のナリント人であった。


 だが、なぜ、ナリント人が、今、突然、このタイミングで、生まれたのかは、謎であった。


 すると、「Q」は、再び、ナリント人が、一般とは桁外れの美貌を利用して、多くの人々を虜にし、この国に優位に動かすことまでも懸念していた。これは、幼少のうちから、その動向を追わなければならないと、1番近くから監視できるように、クラリスとして、姿を変えて、モデルラボへと入所を決めたのであった。


 そして、その後、やはり、その血の力を持って、ナナは幼少よりモデルとして、活躍を始め、成長しながら、モデルとして、より一層の進化をはかっていった。


 その後、10代となったナナは、かなりの美貌で、世界的に有名なモデルとなり、相当な美貌のレベルまで達していて、「Q」が、以前、消失させてしまった、当時のナリント国の美貌の女性にせまるほどになっていた。


 そして、ナナは、現代では、その美貌と、内面からの魅力がプラスされて、ただ見た目だけでない、稀有なモデルとして、人気を博していったのである。


 この時点で、「Q」は、すでに、ナナに対して、過去のコトールやアルタなどの悪意を持つナリント人や、他のことよりも自分たちを優先させるような者たちへの見方とは、変わり始めていた。


 そして、その美貌を利用して悪しき方向に進むどころか、むしろ、多くの視聴者やファンたちに、様々な状況でも、手間を惜しまず、丁寧に愛の溢れる対応をし、金銭のことなど二の次で、多くの人たちを幸せにすることを第一に考えている。


 そこで、「Q」は、思った。


 このナナが、今、唯一のナリント人であるならば、彼女から始まるナリント国であるならば、絶対にナリント国は、見事に立て直しができる。そう感じていた。


 そして、ナナは、今回、ジェラスからの吸収をへて、美植物びしょくぶつオーヴェロンに吸収されたのち、自ら爆発して、自分自らを犠牲にして、彼女たちの野望を阻止しようとしたことに対して、「Q」は、もはや、彼女を認め、ナナを復活させたのであった。


 ゆっくりと、再び、その姿を現したナナ。


「私を、復活させたのは、だれ?」


「私よ、ナナ。クラリスよ。」


「なぜ、私を復活させたの?私は、もはや、これ以上、この世でやり残したことはないわ。」


「いいえ、あなたは、これから、新生ナリント国の代表として、ナリント国を立て直してちょうだい。これは、あなたにしかできないことよ。ナリント国の復活は、あなたも望んでいることでしょ。」

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