表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/67

4-4 ナリント国の崩壊④

 そんなある日、プリンセスに呼ばれた2人は、少しやり方が、強引すぎるのと、本来なら、決して譲ってもらえないものまでも、買い付けているようで、問題があるのではないかと、指摘された。


 だが、2人は、それでは、取り引きをした相手に、直接、強引だったのか、こちらから言い出したことなのか、聞いてみてほしいと主張した。


 しかし、これまでのどの国の担当者に確認をしても、強引なやり取りをしたとは、誰一人として、言わなかった。


 だが、それほどに、あの2人が派遣して相手をしていた美人の担当者たちは、あまりにも相手にとって、魅力的すぎて、取り引きが終わり、別れてもなお、その魅力にすっかりやられてしまったのであった。そのせいで、多少強引な感があったとしても、相手は、とても満足していて、何か、また機会があれば、取り引きをしたいとすら、思っていた。


 それに、彼女たちのすごいところは、ちまたでよくありがちな性的な対応をして誘惑などをしたのではない。そのようなことに近いのでもなければ、そう思わせることなどは、一切していない。彼女たちは、その最高峰の美人であるプライドをどこまでも保持しているのであった。


 しかし、一方で、2人のアドバイスによる、その戦略は、ますますエスカレートしていき、他国の経済に影響を及ぼすほどになってきた。しかし、それでも、ナリント国からのアプローチが酷かったわけでもなく、経済にまで影響した国々は、その対応した担当者たちが、ナリント国からの貿易担当者の美人たちに魅了されすぎたことからであり、まさに麻薬的にやめられなくなってしまったのであった。


 だが、そんな流れが、少し批判をされ始めたナリント国であったが、一方では、担当者の女性たちに入れ込んでいる国の担当者を批判する声もあり、ナリント国内でもそのことは、少し取り上げられたが、多くの国民たちは、国の担当者が美人であることを悪者にするのは、言いがかりであると、実に、国民の90%以上が、貿易管理専門担当の美人チーム・オリヴィアの2人の担当者たちを支持した。


 今回の問題に1番関わった、その2人の女性は、これまでのことは、すべて想定内であり、ここまでも計画通りのことであった。


そして、ある時のインタビューでは、2人は、このように答えている。


「私たちは、国のため、国民の幸せのために努力しているだけです。多くの国々の貿易の担当者の皆さんには、日頃、本当にお世話になりまして、感謝の言葉もありません。」


 その言葉に、国民から、より一層、これまでのやり方を賞賛され、その反応から、プリンセスも2人に感謝すらしても、それ以上批判めいたことは、やめることにした。


 たしかに、国の経済はうるおうし、こちらとしては、お願いしているわけではない。ただ、その、貿易専門担当美人チーム・オリヴィアのことをよく知る人たちは、多くの国々の貿易の担当者たちが、オリヴィアのメンバーにかなり入れ込んでいたことを、耳にしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ