1 -15 究極の美の称号ネオビーナス15
【最強の対決 メリディス・フェリシア・マルティネス VS ナナ】
そして、いよいよ、決勝の時がやってきた。
フランソワ高木から、
「それでは、お待たせしました。いよいよ決勝の、最終対決となります。あらためて、2人をご紹介します。
まず、1人目は、クリステア国からきたメリディス・フェリシア・マルティネス、19才。クリステア国でビューティーコンテストを16才で初参加から、今年まで審査員10人全員一致で合格して、4連覇しています。
そして、もう1人は、日本国内で、まだ10代にして、そのモデル業界では、トップモデル中のトップモデルとして名を知られ、そのトップモデルたちにも多くのファンを持つという、まさに、そのモデルとして別格の地位にいる、ナナ、17才でございます。
そして、今、決勝にて、優勝したどちらかが、新しいネオビーナスの誕生となるのですが、これまで、10代のモデルがネオビーナスを獲得したことはありません。モデル業界においても、今回の偉業は、その歴史に名が刻まれることでしょう。」
すると、ゆっくりと登場して、舞台に上がったメリディス・フェリシア・マルティネス 、その姿に会場の観客を始め、参加モデルたちも、その姿に騒然となった。
それは、、、。
いよいよ、そのための姿を現した、メリディス・フェリシア・マルティネス 、その対決の姿は、全身、黒であり、その姿は、黒一色であり、どこまでも、黒である。
だが、その衣装の身体の各部によって、黒の色合いや艶などが様々であり、黒一色だというのに、見事なまでの表現である。そして、その美貌も、どこまでも美しい。これまで、黒い衣装を、ここまで衝撃的に美しく着飾ることができたモデルは、他にいただろうか。観客たちは、もちろん、他のモデルたちも、その美貌とスタイルには、圧倒されて、言葉がでない。
そこへ、少し遅れて登場したナナ。観客たちは、たった今みたメリディスの強烈な美しさが、余韻として残っているので、ナナに対して、無意識に視線を送っていた。
だが、その驚きは、かなりの想定外のことに変わっていた。観客たちは、たった今みたばかりのメリディスのことに気をとられていて、ナナに期待しないでいたことが、今度は、思いがけないサプライズとなり、そこに、観客たちは、さらに、すごいものを目撃したのであった。
その、舞台上に上がっていったナナは、全身真っ赤な出立ちである。先程の、全身強烈な黒い衣装を身につけたメリディスの驚きにも、全く引けを取らないほどの、全身、鮮やかな燃えるような赤を身につけているナナであった。そして、そこには、ただの衣装ではなく、すでに、美のエネルギーを発し始めて、まさに、赤く燃え上がっているかのようなナナの姿があった。
それを見たコスメは、頷きながら、
これだったのね、ナナが言っていたものは、、、。それにしても、見事だわ。この衣装が、高かったのも、頷けるし、その高価な値段以上の価値を示している。それに、これを身につけているナナは、全くおされていないわ。我が子ながら、大した物だわ、ナナ。




