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顔と髪とコンプレックス銀髪美少女爆誕

変身回はここまで


コメント

・なんか光ってない?

・クリーム塗ったとこな

・大丈夫なの?

・私女さんやっちまったか

・私女だけど、ただの敏感肌用の肌荒れクリームよ。光るなんて聞いてない。それにほら女将さんが魔法使ってた時の光に似てるから大丈夫よ。大丈夫よね?大丈夫と言って

・私女さん涙目

・光収まったぞ


「なんだ魔法薬か、でも魔法薬じゃ肌荒れなんてあぁあぁ~手が、手がスベスベなんですけど~!」


コメント

・顔もなんですけど~

・カワイイ

・キレイ

◎ほれ鏡


「鏡ありがとう、って歪みも曇りもない鏡なんてなんなのよ。えっ赤みが消えてる?誰?嘘でしょ私なのほっぺなんて赤ん坊みたいじゃないこれが私信じられないわモチモチでスベスベの肌なんて。私女さん!好き!ふふふふ、これなら今まで陰口をたたいてきた伯爵令嬢や男爵令嬢あのバカ王子だって見返してやれる……でも髪がこんなじゃ」


コメント

・マリアちゃんが壊れた

・生きてるじいちゃんが言ってた。こうなったおなごには近づくなと

・生きてんのかい!

・コンプレックスだったみたいだしね

・私女さんグッジョブ

・でも髪は出来ないんでしょ?

・お高いんでしょ?

・それがなんと!

◎私女だけど、あるわよ!私だって特別な日にしか使わないやつが。ダメージケア用シャンプーとコンディショナー。スキンケアもセットで付けるわよ。約束してた赤スパよ!

・ひゅ~

・特別な日なんてあるんだ


「あるの?これを……髪に塗ればいいのね。これで灰がくすんだ様な髪じゃなくなるのね」


コメント

・私女だけど、ちょっと待った~気持ちは分かるけど湯浴みの時に使うのよ。髪を洗わないとならないの!だから今は「女将さんに頼んでくる!なんならあと一泊してくる」ムリなのよ

・今コメントに食い気味に来なかったか

・目が逝っちゃってるぅ

・女将さんの所に行くなら塩と砂糖持って行ったら?

・迷惑かけるし気持ち大事


「そうね。そうするわ。女将さ~ん」


「あら?お嬢ちゃんお化粧してお出掛けかい?チェックアウトでいい」

「もう一泊したいの!」


「あっ、ああそうなのかい?」

「それでねまたお湯をお願いしたいの。これ迷惑掛けちゃうから貰ってください。私の扱う商品なんだ」


「商人だったのかい。そんなの気にしなくていいんだよ。なんだい?この粒の揃った塩は!それにこんな真っ白な砂糖だなんて!こんな高価な物いただいたらお金なんて貰えないよ。タダで泊まっていきな。お湯は昨日と同じ時間」

「今から使いたいの!」


「そ、そうかい、今からだね。裏庭に着いておいで」


コメント

・女将さんにも食いぎみ

・女将さんも引いてるよ

・何度みても手からお湯出るの不思議

・だよな

・おっハイシンさん顔だけ映すの許可された

・下すっぽんポンなんでしょ

・下映したらBAN

・緊張感


「私女さんどうすればいいの?」


コメント

・私女だけど、まずは髪をお湯で流して。シャンプーを手に出して泡立てるの。それを頭皮をマッサージするように全体に伸ばすのよ。髪も毛先まで全部洗っていくのよ。

・光らないな

・泡も出ない

・これって三日間風呂に入らない時のヤツじゃね?

・あ~

・ちゃんと入れよ

・私女だけど、一回お湯で流すわよ。もう一度最初からやってみて。


「もう一回ね。コレ凄いかも、すでにいつもより髪が軽い感じがするわ」


コメント

・次こそは

・きた~

・きちゃ~

・光ってるよ

・キレてるよ

・仕上がってるよ

・髪に妖精乗せてんのかい

・ボディービル会場はここですか?

・私女だけど、またお湯で流して次はコンディショナーね。これは頭皮じゃなく髪に付ける感じにしてね。そうしたら擦らないようにお湯で流してね

・これは



「着替えてきたよ、どうかな?あれ?コメントのみんな?」


コメント

・おいおまえら見惚れてる場合か

・THE WORLD

・タイムウオッチ

・時が止まってるのね

◎完璧な状態で鏡見てほしいからドライヤーね。これで髪を乾かすとさらにツヤツヤ。まだ鏡見ないでね。

◎クシくらい投げさせて。ドライヤー終わったら梳かしてください


「ありがとう、暖かい風が出る魔道具みたいね。このクシもいいわね、使いやすいのありがとう。乾いたみたいどうかな?完成だよね?」


コメント

・200円のクシでこんなに喜んでくれるなんて。推しの配信者に200円投げてもスルーされるし。決めた!推し変する

・ようこそ

・辛かったんだな

・おい感想言ってやれよ

・直視できないんだよ

・目が、目が~!

◎大きい鏡で見てくれ。とぶぞ!


「えっ?えっ」


コメント

・マリアちゃん?

・マリアちゃんも固まった

・別人レベルだもの

・どや?カワイイやろ


「ええぇ~~!誰これ私?透き通った銀色の髪、しかも艶やかでサラサラなの。どこの侯爵令嬢美少女よ!王都で一番カワイイんじゃないの?はぁ、夢じゃないのよね」


コメント

・自画自賛

・侯爵令嬢なのよ元々

・私女だけど、やったわ我々の勝利よ!

・何度でも言おう!我々の勝利だと!

・うおぉぉ

・MVPは私女さん


「私女さん、それから皆さんもありがとう。人生が変わりました。お礼がしたいのだけど何か送信箱に入れて欲しいのあるかな?私女さん何かある?なんでもいいよ」


コメント

・私女だけど、なんでも……ならマリアちゃんの使用済み《ハイシンさんにより削除されました》と《ハイシンさんにより削除されました》が欲しい。はぁはぁ

・何を言ったらこうなる

・さっきまでの感動を返せ

・私女クオリティ

・草草草

・www

・削除されてるしw

・私女だけど、皆に『大好き』って言って欲しいな。『チャンネル登録お願いします』も言ってね



「みんな大好きだよ♥️チャンネル登録お願いします」



マリア「みんな大好きだよブックマークと星押してね」

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