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なにこの子ヤバい

こちらでは本当にお久しぶりです。相変わらず遅くてすみません。

シンシアちゃんがだいぶやばいこと言っています。

「そういや、シンシア」

 シルバーが声をかけると、シンシアは振り返って「どうしました?」と首を傾げた。

「どんな男がタイプなんだ?」

「うーん……特には……」

「何でもいいんだぜ?優しいとか、たくましい人とか」

 いい奴紹介してやるし、とシルバーが言うとシンシアは渋い顔をした。

「いや、だって……皮を剥いだら皆同じような顔になるし……」

 ヤバいこと言い出したこの子……!

「い、生きてる間は剥がねぇよ!?いや死んだ後でも普通剥がねぇよ!?」

 シルバーがそう言うが、シンシアはキョトンとした。

「そんなことないよ?東の部族では、生きたまま皮を剥ぐ拷問が……」

「待て待て待てそんな話じゃないから!」

「……?あぁ」

 納得した表情にシルバーは安心する、が、

「シルバーさんは剥いでも整っていると思うよ」

「フォローが欲しいんじゃねぇよ!」

 にこやか笑顔で何を言っているんだこの子は。

 シンシアに男性のタイプを聞き出すのを諦めたシルバーだった。

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