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異世界競馬  作者: y-ohsaka
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各馬いっせいにスタート

レース当日、会場となる競馬場は朝から華やかな雰囲気に包まれていた。其処にはウラタの姿もあった。マドロームの出走回避により予定の開いた彼に騎乗依頼があり、メインレースにも乗ることになった。この日前半5レースで2勝を挙げて勢いに乗っていた。

地方競馬の雄として乗り込んできたイソダもまた2勝を挙げて依頼した調教師の期待に応える。その一方で勝ちを挙げられないオシタニとクマダ、イマイチ調子を上げられないまま午後を向かえる。

いよいよ本日のメインレース、2歳王者決定戦フューチャーズステークスが始まる。

パドック周回が終わり騎手が整列する。オシタニはたまたま隣にいたウラタをずっとにらみつけているがウラタにはその理由がわからない。このレース、プレセンシアとキングオブザロードの一騎打ちでだろうと大方の予想である。ウラタの乗る馬は全く相手にされていない。警戒されることはない。しかし、ウラタがいることはオシタニの気持ちに微妙な変化をもたらしていた。


イソダはG1戦独特の雰囲気に飲まれそうになっていた。前戦の結果にも関わらず人気は高くない。こっちは挑戦者、多少は気楽に乗れるはず、そう思っていたが、地元から訪れた応援団を見て妙なプレッシャーを感じていた。

クマダはベテランらしくいつもと変わらず落ち着いていた。相棒を信じていつも通り乗ればいい。こいつなら問題ない。そう思っていた。

それぞれがそれぞれの思いを抱いてレースがはじまる。

ファンファーレが鳴り各馬ゲートイン、ゲートが開いて今レースはスタートした。

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