表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

37/58

037 コーヒー?ですよね?

夏バテして遅れました。

お読み戴いて有難う御座います。

以前にも申し上げましたが、わたくしコーヒーの香りは好きなんですが、味に関しては全くです。


が、ご馳走して戴いておる分際で、コーヒーはちょっとって言う人いますか?わたくしは無理でしたね~。


「これは?コーヒーですかね~?」


「おや?知ってるのかい?そうだよ、コーヒーさね。この白い粉末を入れたら苦味が和らぐよー!入れてみるかい?」


「因みにですが、何の粉末か気になりますね~。原料は?」

アブナイ粉では無いですよね?


「これはあたしのオリジナルさ。大豆って言う豆を甘蔓で煮て甘さを足して再びカラカラに干したのを粉末にしたのさー。これで苦い味がまろやかになり、しかも運動の後に隊長さんが飲んだら筋肉が更に増えたのさー。凄いだろう?」


エッとそれってプロテ〇ン的な効果ですよね~。おかしいですね~流れがマッチョ路線になってきてるんですが。


「それはすごいですね~。コーヒーは風の噂で聞いただけで、現物を見るのは初めてなんですね~。それで、その、本当に苦いんですか?」


「最初はみんな苦いって言うがね、慣れたら渋味や酸味が程良く舌に残り香り立つのが美味しのさー。あと、眠気覚ましにも良いからねー。」


やはりコーヒー、異世界でも侮り難しですね~。しかし、オバチャン独自にクリープ的なパウダーまで開発してるとは、ますます商売チャンスは無くなりつつありますね~。


「はあ。では初のコーヒー、頂戴致します。」

そっとカップを手に取り口に近づけます。すると焙煎したコーヒー豆の薫りがフワッと漂ってきました。

そして一口飲みますと、やや、いやかなりの酸味が強い苦味が、口に広がります。


「にがっ。」


「アッハッハッ、苦いだろ?それが美味しくかんじられてからがいっちょ前さ。ほら、白い粉末を入れてかき回してみなー。」


オバチャン、スプーンに粉を盛ってわたくしのカップにヒョイと掘り込みかき回して下さいます。子供やないんですけどね~。


「おおっ、まろやかになりました。ビックリですね~。」


「どうだい、満足かい?」


「はい、有難うございました。ところで、門番さんはあれから来られましたか?」


ガチャ、ナイスタイミングでドアが開きましたよ。お約束ってやつですね~。


「すいません、食堂に居る保護人の方は未だこちらに居られますか?」


はい?又新たな人物登場ですか?なにやら慌ただしい方の様ですね~。


「ちょっと、ギルソウカちゃん落ち着きなー。にいちゃんは今ご飯食べ終わる所だけど、アンタも何か食べるかい?」


「えっ、良いんですか?それじゃ直ぐに食べられるパンとシチュー下さい。チョイ大盛りで。」


へ?食べるのですか?

普通はここ食べたらダメな場面ちゃいますの?しかも大盛!

ぱっと見、普通のお姉さんですが大食いキャラですかね~。胸はそこそこ、お尻もそこそこ、ライトブラウンのセミロングヘア。・・・ギャル〇根さんや~。

しかも本家と同じ様に美味しそうに食べたはる。惚れてまうやろ~。

次回はラッキーすけべ発生予定。

どうやって発動さすかなあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ