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034 ボディビルの掛け声って・・・

こんばんは。

相変わらずお盆進行で、不定期更新失礼します。



因みに隊長は会話中ずっとモスト・マスキュラーでした事をお伝え致します。


正直直視したく有りませんね~。

だがしかし、ここは心で泣いてヨイショの掛け声を、

「隊長殿、筋肉デカいよーデカいよー キレてるキレてる!」


果たして効果やいかに?


「なんだその掛け声は?」


「えっ?ボディビルの掛け声でしょ?違ってましたか?」


「まて、ボディビルとはなんだその言葉?儂がやっておるのは漢気ポーズだが、何とも心が震える言葉だな!」


「わたくしの国、正式名称はニッポン皇国(こうこく)ですが、その国民の一部にカラダを鍛え筋肉披露大会に出場する選手をボディビルダーと申します。そして筋肉を鍛える競技をボディビルって言うのですね~。」


「ふむ、中々見所のある国であるな!で、そのニッポンは何処にあるのだ?」


「ここが何処かは存じませんが、回りが海に囲まれた大っきい島ですが、ご存じ有りませんか?」

嘘は言ってませんが、当然この世界に日本が在るとは思ってませんが似た国があると嬉しいですがね~。


「ここはガンブレル帝国である。そしてその様な島は知らん!が、貴様はヒョロヒョロだが筋肉を愛すべき者が居る国ならば歓迎しよう!」


・・・筋肉に感謝する日が来るとは思ってませんでしたね~。何気に友達の青木君の応援に行った経験が役に立つとはビックリ仰天ですね~。


「どうした!筋肉と共に感謝するがよい!」


「サンキュー サー。」


「とりあえず今日は休め!明日貴様のカラダを見て如何するか決めよう!」


はい?カラダを見てって不吉なワードがポンと出ますが、隊長にしたら質問=尋問程度の発言でしょうね~。

とりあえず空腹なんで一言

「隊長殿、わたくし昨日から何も食べておりませんので少し筋肉の喜ぶ食事を分けて頂けないでしょうか?サー。」


「ふむ、筋肉が泣いているなら仕方ない!おい、コイツに何か見繕って喰わせてやれ!そして、とりあえず単廊に寝床と鉄重りを5kgで二十セットさせておけ!」


「了解しました隊長。では失礼します。おいお前、荷物を持って扉から出ろ。先も言ったが怪しい素振りをしたら刺すからな。」


「わかりました。では隊長殿失礼します。ナイスバルクですよ~。」


なんとか切り抜けた?のかな~。とりあえず食事は貰えそうなので、ボディビルに感謝を捧げます。但し今回だけですよ。


荷物を持ってドアから出ますが、次は?


「よし隊長から許可が出たので食事を与える。左手に見える食堂までゆっくり歩いて行け。いらん事はするなよ?」


門番さん、親切なのか職務に忠実なのか?わたくしを見て頂いたら、何もしないなんて一目瞭然ですよ~。

次回は一日ぶりの食事予定


プロテインの概念は無い方向で行きます。

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