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027 結界設置を観察?

遅くなりました。

お読み戴いて有難う御座います。

雨が降るかも~知れない~♪

ならば降る前に~探そうぜ~♪


鼻唄を歌いながら結界設置の場所を探しましまして、呆気なく見つかりました。日記にも書かれておりましたが、魔力水を注ぐ場所が有るから直ぐに判りますよね~。現在も結界が作動してる可能性はゼロで無い以上、慎重に周りの土を掘り返してみました。


すると、土中三十センチに長方形の立方体が鎮座して居られまして、この箱全体か箱の中に魔道具が有るのでしょうね~。


魔力的な気配は感じませんから、多分魔力不足?動力不足?なんでしょうね~。三方の土を避けましたが、本品は土塗れてますので、外見からの確認が出来ませんし、何より見難いんですよ。


わたくしの魔力操作の力を信じて、どきどきですが、掘り出しましょう。


軽いっ!


もっと質量とか重厚感があると勝手に思っておりましたが、どうやら箱タイプみたいですね~。

ウォッシュをかけて洗浄しましたら、表面に文字が彫ってありますね~。

フムフム、ほー、ナルホドな~。


結論としては興味深いの一言です。

呪文を彫るだけでは無く、錬金術の錬成陣に組み込んで結果を出す事を循環させてますね~。

其処に使われるエネルギー源を魔石で電池とし、充電式電池にする陣を更に内側に書き込んで、魔石や魔力水で蓄電出来る様にしてありますね~。

エコロジーですが、使い切りタイプなのでコアの魔石が消耗しきったらお終いですか。その時は新しい魔道具を交換させられて費用を取られるって算段ですかね~。


概念としては蓄電ですがその名前が無いみたいで、魔力の補充をしたいので長々と魔力を魔石に移して保ち続ける旨が描かれてますが、日本人なら蓄電の二文字で済みますね~。


この辺は改良や改編が以前の呪文で実践して可能ぽいので、わたくしのオリジナル作品も造れそうです。問題はこの彫ってあります文字のインク成分でしょう。

魔石を砕き何かと混ぜてるのが異世界あるあるですから、何処かに師事するか図書館の情報頼りでしょうね~。


あーっ早く文明に触れて試したいで~す~。


おっと、最後に陣の中の数字が気になりますので、メモっておきましょうかね~。

[1000,500,-1,10]


さて、もう一つ位は発掘調査しときましょう。

先程のが東北の方角にありましたから、岩垣伝いに歩きますかね~。

どうやら真北に到着したら次のが在りました。

同じ作業を繰り返しなんで、省略


同型の物を発掘完了、ほぼ同じです。

ただ数字だけが少し違ってました。

[0,1000,-1,10]

文字の欠けでは無いので、意図的に数字を変えてありますね~。


次を掘っても良いのですが、少し休憩を取りましょう。流石にお腹が減ってきました。

手持ちは心許ないのですが、飴ちゃん舐って一服がてら明日からの指標と立てないといけませんね~。

次回は村を出発の予定です。

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