002 素敵な紳士
次話投稿の仕方がよくわからなくて、四苦八苦してます。多分これで大丈夫なハズ
でもってどなたも出て来て下さらないので、はてさて如何したものかと思ってますと・・・
(・_・ ) ( ・_・)
マジで誰も来ない!
こめかみをグリグリと指でマッサージしながら、天を仰ぎました。
すると其処に一枚の紙が貼って有りまして「後ろを見ろ」と。
慌てて後ろを振り向くと「右を見ろ」と空中に貼ってます!
素直に従い右を向きますと、先程には無かった箪笥が有るでは有りませんか。
驚き半分、あきれ半分、箪笥に近づくと「開けろ」って貼り付けてあります。
ああっこれはアレですね。
引っかかるべきなんでしょうね!
仕方ありませんね~
素直に一番目を引き出すと・・・
「ハズレ」
ええっ解ってましたが、いざ目の当たりにすると腹立ちますね!
しかし方法が無いので次のに引っかかるべきなんでしょうね?
二番目を引き出すと・・・
びっくり箱から飛び出すパンチンググローブが顔面を直撃します。かなりムカつきます。
で、最後の三番目を引き出すと・・・
スイッチが在りました。
ちょっと予想外のパターンですね。
これはやはり押すべきなんでしょうね⤵
嫌な予感っていうか、ロクデモナイ未来予想図しかないのですが、他に手段も無いですし。ハァ
ポチッと凸
途端に金だらいが落ちてきました。
ド○フのコントか!しかも地味に痛い!
頭を押さえて悶えていると・・・
ようやく何かの気配が。
はい、何方かが降臨されて来られました。
とりあえず懐から名刺ケースを出して、お渡しします。
「初めまして、わたくし安田と申します。宜しく御願い致します。」
ぶっ、ハッハッハッと笑い声がしまして、頭を上げますと部長の様なちょっとポッチャリ体型のバーコードさんが腹を抱えて笑って居られました。
「ここで名刺を出すとは~な~、おもろいでキミ~。
中々やるやん、気に入ったで~」
おおっ、第一印象は合格の様です。
痛いやんってツッコむか一瞬迷いましたが、サラリーマン芸に賭けて正解だったみたいです。
和やかな?初対面が無事終わりまして、とりあえず質問をさせて頂きますか。
「あの~、わたくしはこの後如何すれば良いのでしょうか?
何処かに出向すればよいとか~なんて思うのですが・・・」
「お~、わかっとるね~
キミの人生が終わっとったから、ちょっと拾って来たんやけど、下に落とさんと別の世界に飛ばしたるわ~
感謝しいや~、特別やで~」
おおう、これはやはり異世界転移ですね。ワクワクします。
が、このままではおっちゃんからやり直しの可能性も有るわけで。
それは非常に不味いです。ピンチです。積みます。
「あの~、非常に申し上げにくいのですが、この姿ですと色々と体力的にも能力的にも、はっきりと役立たずの様な気がするのですが。」
「う~、そやな~。歳は16迄わこ~しといたるか~
でもって髪の毛もパツキンにしたろか~
おうそんでもって180位にタッパを上げといたろ。モテモテになるで~、嬉しいやろ~。それから言葉も通じる様にしたるわ。大サービスや大サービス!」
素晴らしい、なんて素敵な紳士ですか。これはひょっとしたら大チャンスなのでは?
「厚かましくも、更に質問なのですが、向こうではひょっとしてひょっとしたら魔法も使える様になるのでしょうか?
わたくし以前から風魔法を使ってみたかったのです。こう、ヒュッと風が腕から出ると愉しいだろうなぁと。」
すいません、ホントは風でスカートが捲れないかなと思っただけですが、風魔法は使い方次第で策略系に向くのでは?と考えていたのも事実です。
「キミも好きやな~、パンチラ最高やしな!」
「よっしゃ風魔法もつけたろ。存分にめくってこいw」
素敵過ぎます、抱かれても好いくらい感謝感激です。
いや、BLは一切ありませんが。
しかし、お願いついでに更にドンってイケマスカネ?
「あの~、映像記録って無理でしょうか?出来れば、地球のと比較できたらより楽しいのですが。勿論、わたくし個人的に嗜む様に致しますので。まあ同好の士とは仲良くなりたいですが。何ならこうインターネット的な掲示板に画像を貼り付けれる感じで。」
流石にちょっと無理でしょうか?この紳士なら解って頂けると一縷の望みを託して。
「お前~ちょ~っと、調子こいとらへんか~?
あ~ん?」
やばし、ミスったか。
「エロフと、キツネ系はワシの掲示板に必ずアゲロ。ええか。絶対やぞ。
今までそんなこと言うやつおらへんかったけど、考えたらいつでも見られる環境は作らんかったの~。わしは見るだけやからな、貼り付けたんはわしちゃうし、しょうがないな~」