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019 村泊するつもりが探索

泊まりのつもりが・・・


お読み戴いて有難う御座います。

あちこち確認しましたが、小動物の骨がたまーに見つかるだけで、小屋跡も荒らされず綺麗でした。


むむむ


ここはわたくしの華麗な推理が求められてる処ですね?


先ずはヒントのおさらいです。


この辺りには草原にも関わらず、石や小岩がゴロゴロありました。


この廃村は周囲が岩垣で覆われておりました。


その岩垣は汚く、もっと詳細を語れば泥塗れた状態で雑草が生えて所々若木ぽいのも出てる事から、放置状態で有る可能性が非常に高いとみて判断できる位でした。


廃村の中の小屋跡は高床式で、まるで何かから逃げる様に高さを求めている様です。


勿論、勝手に命名した集会所兼倉庫も高床式です。


さあ、そろそろオワカリデショウカ?


更に発見!!廃村入って直ぐの開けたスペースに小舟。



もうおわかりでしょう。そう、この廃村と周辺地域は河の氾濫に悩まされていた場所なんです。


草原のあちこちに石以上の大きさが有ることから、結構大きな氾濫があった場所で其所を開拓しようとしたのでしょうね。


石垣では無く岩を使って要るから手持ちを使わず周りを整えていったが、思った以上に河が溢れるからとうとう諦めて出て行ったのでしょう。


村の門も掛けて行ったが水による腐敗で壊れた所にわたくし参上!!


思ったより綺麗な廃村にたどり着くなんて、ラッキーで御座います。


古来より、勇者は人の家に勝手に入りタンスを漁っても怒られないのです。


わたくし今この場だけ勝手に宣言しちゃいましょう「異国からまぬかれた勇者で~す。」


なんちゃって勇者アンデーンス見参


すいません、悪ふざけしました。

ですが、勇者のフリをしてタンスを漁る方が罪悪感が少ないと思いませんか?


とりあえず最初は手前のお家にお邪魔します。

が、八畳一間な間取り?の為かなり物が在りません。

ラックボックス収納ですよ。

シングルベッドで、君と抱き合うスペースも無いベッドです。


し・か・も、草が敷いて有るだけです。

ガッテーム!


寝床確保出来ると密かに期待したのに~。

衣服も無しなので、独身男性のお住まいだったのかも知れませんね~。


未だ七戸有りますから、希望を持って次に行きましょう。



では二軒目です。


心なしか広い?十畳間です。

期待出来ますよ!

今度はボックス収納X2な上、カバーが掛かってました。これは女性の気配が感じられますね~。

そーっとめくります。ドキドキ。

おっ、トランクス?発見!!


最初の発見が下着(トランクス)ってどーゆーこと?

パンツ(スキャンティー)は好きですが、男物ってのは正直いただけない。


いやまて、ひょっとしたら女性もズボンを履くから男女兼用なのか?


う~ん謎です。


気を取り直してそのまま上にスライド。

シャツ?発見。割と清潔感有り。


二つ目のボックスからはズボン?とシャツ?

そしてタオル?というか布切れが数枚。


一通りの服一式が揃いました、やったね。


おもわず我を忘れて夢中になってしまいました。

どーしてこーなった?

未だ二軒目、後六軒。


次回も探索します。

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