神にかわりまして誠司がお送りします
俺はエレベーターに乗り、B2へ向かった。真菜がいる部屋のドアにノックした。
「おーい、真菜、朝だぞ。早く起きろ」
「うるさいわね。ずっと起きてるわよ」
「開けるぞ」
「ちょっ」
俺はよくあるラブコメの「ドアを開けたら、下着が散乱している中、下着姿、もしくは裸の真菜がいて、『あっ、サイテー!』」とかを期待していたが、真菜はちゃんと服を着ていて、部屋も綺麗に整理整頓されていた。
「ちっ」
「人の話をきかず、人の部屋に入ってきて、舌打ちとか何様のつもりよ」
「俺様だけど」
「とりあえず新しい服を5着ぐらいくれない?昨日は少し疲れていて、寝てしまったけど、少しお風呂に入りたいわ」
「スルーかよ」
「こっちの要件は済んだから早く出てって」
真菜に背中を押され、部屋から出された。
「はぁー、しょうがないか…」
ため息をつきながらエレベーターに乗った。適当に服を5着、真菜の服用に買ったカゴの中から選び、真菜の部屋まで持ってきた。
「はい、これ」
「絶対服選ばなかったでしょ。もし選んだならセンスないわよ」
「適当につかんできただけだよ…わざわざ俺がとってきたのに…」
「はいはい、ありがとね。それはそうとお風呂ってどこ?」
「風呂?B1 だから勝手に行って。」