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ゲーム片手に異世界へ  作者: 劉嬰
プロローグ(0章)
14/14

ヒノキ棒



グレードアップとはなんだ?まぁなんとなく分かるが。


そろそろ持ち物確認はやめてどこか町か村に行きたい

何日も野宿は嫌だ



そう思い、遥斗は出していた持ち物を全て収納し旅を始める

しかしそう順調に行くこともない。遥斗は出だしからつまずいていた

どこに向かえば町があるか分からないのだ



どっちに行けばつくのか…よし!奥の手を使おう!

奥の手とは真っ直ぐな木の棒を水平な地面に立て倒れた方に行く、迷った時のお約束だ

辺りを見回すと丁度良い感じの棒と地面を見つけたので早速、やってみる



……結果、分からなかった

なぜかというと水平過ぎる地面と切り口が綺麗で真っ直ぐな棒、そしてなぜか突然 風が無くなり倒れる要素が失われたらしい

ここまでの結果は求めてなかった

無駄に綺麗すぎる木の棒といい周りが凸凹ななかここだけ水平な地面といい、誰か…女神さまの手が加わっている気がしなくもない

俺の手伝いをしたいのか困らしたいのか分からんな

少し興味が湧いたので鑑定で地面と木の棒を調べてみた

すると…


《聖なる地面》


神聖なる力により水平を極められた地面

神聖なる力が強すぎて魔物を遠ざける上、この地面の周囲は自然現象を起こさない状態となる(今回は 風 を無くす)

効力は1年。


《神の棒》


神聖なる力により究極の進化を遂げた木の棒

神聖なる力が強すぎて神の棒となった

この棒は破壊不可と偽装が施されており他人からはただの木の棒に見えるが特定の人物が持つと本来の姿が見える


は?無駄に高性能すぎる

これどう見ても神様の介入があるって証明してる

まだ聖なる地面は良い…良いことはないがこの際、気にしない だが神の棒はヤバくないか?今、持ってるどの装備より強いぞ これ。


楽観的に見れば遠距離とナイフしかない今、相当うれしいものではあるが鑑定で見つかったりしないよな…大丈夫と信じたいなぁ


ということでメイン武器は神の棒となった

ただ神の棒というと胡散臭さが際立つのでこの木の棒の名称を神の棒からヒノキ棒に変えた


今度は介入されないように最初に貰ったナイフを突き立てて決めた


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