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作者: 萩野真昼

ありがとう

ありがとう

君に会えた


大好きだよ

手のひらで語り合ってた



悲しくて泣いてたり

嬉しくて跳び跳ねたり

たくさんの思いを抱えて

毎日を過ごしてく


そんなときいつだって

側にいて見つめてたね

そこにいてくれたから

間違わず生きてこられた


腕の中にはあたたかい君がいたよ

いつまでもこのままでいられたなら


優しくて強い君が

いつでも守ってくれてた

何も言わず君はいつも

全てを許してくれてたね



めぐりゆく季節の中

確かな君のぬくもりに

いつか来るその時を


考えるのが怖かった





ひとひらの


花びらと


君がゆくよ


サヨナラも


言えないで


君を見てた





君の全てをありがとう

一緒にいてくれてありがとう

とてもつらくて悲しいけれど

君がくれた19年は

大事な大事な宝物です



いつかきっとまた会える日まで

この宝物を胸に抱えているよ


そしてまた手のひらで抱きしめて

嬉しいねって言おうね

また会えたね嬉しいねって

一緒に言おうね




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― 新着の感想 ―
[一言]  葵枝燕と申します。  『桜』、拝読しました。  愛猫と過ごした十九年は、きっと大切な時間ですね。色々な思い出に溢れた「宝物」に違いありません。  愛猫への愛情がとても感じられる作品でした。…
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