白紙のキャンバス
何が其のものを定めるのだろう
己か他者かの違いだけなのに
己の意思は本来其の者にしか決められないもの。
そしてまた選択をもそうであるように
満ちては欠け欠けては満ち
悩み惑いながら経ていく流れの其の中で
揺るがぬものが信じられるものが
其の者にとって大事なモノであり本質となるもの。
人の心は移ろい容易く色彩を変えるもの。
黒にも白にも善にも悪にも様々な色を其の心へと取り入れる。
でも移ろうことの何が悪いのだろうか?
揺らぐ心其れは罪ではなく
揺らぎ容易く色を変える
其の心こそが人である証なのだから。