005話 ハルカは目標に向ってレベルアップに挑む。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
朝を気持ち良く迎えた私は早起きをすると直ぐに装備服を着て顔を洗い気合いを入れて1階の食堂へ行き、朝食をしっかりと食べて女将さんからお昼のお弁当を700ルティで購入してメルボン亭から出掛けて東の森へ向かう。
東の門へ行くために街路を歩いていると、どうしても城が視界に入ると聖女召喚に巻き込まれた時のことを思い出してしまうけど、聖女として召喚された飯島さんの事を思い出す。
今のところ聖女の飯島さんの噂を聞く事はまだないけど、今頃は大切にされているのだろうなと思うと羨ましくもあるけど、聖女としての務め果たすのも決して楽なことではないとは思う。
今の私は悔やんでも仕方がないので、この世界で生き抜くために憧れでもある魔法が使える事が唯一の心の救いとなっている。
今は戦闘レベルを上げて沢山魔法を使える様になって、いずれは立派な魔術師となるのが目標である。
一応私にも創世の女神イグリシア様の第一の眷属神である想像の天使イルハ様の加護を貰えたのでそれもまた救いとなって心強くもある。
東の森に到着すると先ずは常時依頼のグルリ草の薬草採取から始めると、索敵魔法を使い警戒しながらグルリ草を探す。
私が薬草採取をしていると今日はやけに一角ラビットから襲撃されるので、その都度アイスショットで撃退してアイテムボックス自動収納して行く。
午前中に何とかグルリ草を10束と一角ラビットを8匹を討伐して、戦闘レベルが14まで上がったので昼休憩を取って木陰で座ってお弁当を食べ始める。
アイテムボックスから水筒を取って水を飲みながらパンサンドを食べて、スキルポイントを確認すると800P貯まっていた。
私はせっかく片手剣を購入してので、剣術スキルを200Pで取得して片手剣を出して少し素振りをして練習をする。
「うん、何か良い感じで剣が振れてるじゃない、ゴブリン相手なら片手剣で倒せたらいいわね、魔力が節約できるしね」
私は片手剣を素振りをしてみて、剣術スキルのお陰で良い感じで剣が振れたことで手応えを感じた。
私は魔力も十分回復したので、もう少し森の奥へ進んで行くとゴブリンが3体と遭ったので、2体をサンダーショットで討伐し1体を片手剣で戦い首筋を斬って討伐した。
「うっ、血が噴き出てる。気持ち悪い」
私は初めて片手剣でゴブリンの首筋を斬ってしまい、切り口から血を噴き出したのを見て気持ち悪くなる。
「うっ、でもこれからはこう言うのも慣れないとね、冒険者を続ける以上は血を見たくらいで吐き気を感じていたら出来ないものね」
私は自分に言い聞かせる様にゴブリンが血を噴き出して倒れるのを見続ける。
そうするとまたゴブリンが2体がやって来て、私を見て襲い掛かって来たので、1体をサンダーショットで倒して、もう1体を心臓に突き刺して剣を抜くとまた血を噴き出す。
しかし2度目となると少し慣れたのかあまり気持ち悪いとは思わなくなり、血が止まってからアイテムボックスにゴブリンを5体を収納した。
討伐証明に何を取れば良いのか分からなかったので、とりあえずアイテムボックスに収納しておいて、いらない分は焼却処分もアイテムボックスの中で出来るようなのでそうする事にした。
その後にブレンウルフと5匹と群と出くわして、アイスショットで1体ずつ討伐して行き最後の1体を片手剣で首筋を斬りつけて倒して血が止まってからアイテムボックスにブレンウルフを収納した。
ゴブリンを5体とブレンウルフを5匹倒して戦闘レベルも26まで上がったので、今日のところはこれで終わりにして王都に戻ることにした。
冒険者ギルドへ行って依頼掲示板を見てゴブリン討伐の依頼票を探して討伐証明は右耳となっていて魔核も別途で買取ってくれるようである。
私はアイテムボックス内で解体をそれぞれして一角ラビットは角と肉と毛皮と魔核と解体した後にブレンウルフも毛皮と魔核の肉と解体し、ゴブリンは右耳と魔核だけ解体して不要な部分は全て焼却した。
魔物の素材買取カウンターに行くと時間的にまだ早かったのか空いていたので並んで順番待ちを左程せずに直ぐに順番が来たのでグルリ草の束を10束と一角ラビット8匹とゴブリンと右耳と魔核を5体分とブレンウルフ5匹分の素材を出した。
「はい、これで全部ですね、それでは査定致しますので少々お待ちください。報酬は口座に入金致しますか」
「はい、あっ、冒険者証の口座に入金して下さい」
私は冒険者証を受付嬢に渡して口座に入金して貰うことにした。
私は査定が終るまで依頼掲示板を依頼票を見て、どんな依頼があるのか改めて見ると常時依頼にゴブリンの討伐が5体とあるのかと思い報酬も5万ルティとなっていたので丁度いいなと感じていた。
本日の報酬額は215800ルティと中々の稼ぎが出来たなと思い、もう一度サンズ装備店に行って装備服をもう1着と剣を腰に下げる為のベルトを購入して39800ルティを冒険者証の口座から支払った。
サンズ装備店から出ると日が暮れて来たので購入した物はアイテムボックスに仕舞ってから、メルボン亭へ帰って女将さんにさらに二日分の宿賃と食事をお弁当込みで20200ルティを口座から支払い食堂の空いているテーブルへいって座る。
「お帰り、ハルカ、もう少しで晩御飯が出来るから待っててね」
看板娘のカリナがハルカを見て近くへ行ってから笑顔で出迎える。
「ただいま、カリナ、うん、そうするわ」
私はカリナに挨拶をしてから、カリナの服装を見てから着替えに普段着も買っておけば良かったなとちょっと後悔する。
私はそれからも毎日の様に東の森へ行って薬草採取と一角ラビットとブレンウルフとゴブリンの討伐を日々繰り返し行い、一月が経過した頃に何とかDランクに昇格して貯金も124万ルティ貯まった。
戦闘レベルも46まで上がって魔法も扱う種類も増えたのでこれで王都から出れると思い、メルボン亭から巣立ち乗合馬車に乗ってパーティー・ルフレンの方達の拠点としているバティナの街へ向かおうと決めた。
王都には一月以上滞在したけど聖女として召喚された飯島さんがどうしているのか噂もなく何も情報を得ることなかったけど、きっと今頃は聖女の役目を果たす為の修行でもしているのだろなと思っていた。
ハルカか心配していた飯島玲菜は聖女として聖属性の魔力があるのは魔力判定で確認が出来ていたけども、鍛錬を真面目にやらず我儘し放題で未だに聖女としの役割を果たせる目途が立っていなかった。
その我儘を増長させている原因が聖女召喚を任されていた第1王子ビハインが聖女の飯島さんを激愛し甘やかしている事にあった。
ビハイン王子が聖女の飯島さんに激愛して甘やかしている間に、婚約者の公爵家令嬢のレティナ・フォン・リベルタンを遠ざけ口も利かなくなってしまった。
レティナ嬢もビハイン王子に呆れてしまい妃教育をこれ以上続けても無意味だと判断し拒否してしまう程に拗れてしまい、婚約破棄へ向けて公爵家と王家側と話し合う程の問題となっていた。
国王ルガルド・ロイ・リドガルリアも流石にビハイン王子に手を焼き、聖女様の何とか真面目に鍛錬する様に何度も申し付けてはいた。
しかしビハイン王子と聖女の飯島さんの二人の姿勢が中々改善されず、王都の民達に不安を与えるのは不味いとして、城の従者達には聖女に関して王命で緘口令を敷く始末であった。
私は聖女の飯島さんがそういう問題を引き起こしている事など知らず、王都から出る為に乗合馬車の停留場へ向い次のルディガルの街へ向かう乗合馬車に乗って座席に座り出発するのを待った。
王都から出るのが第1の目標でなので目標を一つ達成出来たという嬉しさもあるけど、次の目標はお世話になったパーティー・ルフレンの皆さんに会って、もう一度お礼を言いたいと思っている。
最終的な目標はダンジョン都市ルティタス公国へ行ってダンジョン都市を拠点にして、そこで仲間を集いダンジョンに挑ん行く感じで冒険者稼業を続けて行きたいなと今はそう想い描えている。
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