047話 シルクスリアスパイダーを従魔にする。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達はシルクススパイダーを5匹捕獲する為に森の中にログハウスを置いて一夜を過ごして、朝を迎えて朝ご飯を食べてお昼の弁当を持ってシルクススパイダーの捕獲の続きをする為に更に森を奥へと歩き始める。
「あと1匹だよ、はぁ~、中々見つからないね」
ルミカがシルクススパイダーが中々見つからずに焦れる。
「やぁ、本当にゴメン、こんなに手こずるとは予想外だよ」
ケイナはまさかの展開になりメンバー達に詫びる。
「愚痴るのも分かるけど気を付けてね、もうかなり最深部に来ているから、魔物の反応も数はそうでも無いけど反応が大きいからね、オーク以上の魔物との戦闘になるからね」
私はメンバー達に注意喚起をする。
私の探知魔法でも流石に手の平サイズのシルクススパイダーの反応を見つけるまでの精巧さが無く、ルピでも空から見つけるのは容易では無く、歩いて蜘蛛の巣を探すしか手段が無かった。
私達が森を中を歩いて行くとオーク3体の反応が有り、そのまま進んで戦闘となってケイナとルミカとニーナの3人で討伐してくれた。
森の奥へ行けば行くほど魔物の反応が多くなり、流石にこれはと思った時に漸く最後のシルクススパイダーを見つけて、やっと依頼が達成してメンバー全員で喜んだ。
「遣ったよ、漸く達成したよ、もうこれで帰ろうよ」
ルミカが漸くシルクススパイダーの5匹目を捕獲して喜ぶ。
「うん、もう帰ろ、今から帰って森を出る頃には夕方になりそうだよね」
ケイナは流石にかなり森の最深部まで来たので、森から出るまでかなりの時間が掛かると判断した。
「あっ、こっちに向って来るのが1体いるわよ、ビッグボアかな、かなりの速さで向って来るから戦闘準備したね」
私がメンバー達に綿等準備するように声を上げる。
私達が戦闘準備して待ち受けていると、ドンドンと足音が近づいてくると体長が3mくらいのビックボアが突進してきたのが木々の間から見えて来た。
ルミカが魔弓の弦を引き狙いを定めて、出来るだけ引き付けて魔矢を放つと顔面に1矢と首筋に2矢が突き刺さったけど、それでも突進してきたので私がサンダーショットを放ち頭部に命中した。
サンダーショットがルミカが放った魔矢にも当たり、魔矢の通じて電撃が脳まで届いて私達の手前で倒れて討伐に成功した。
ビッグボアが倒れる寸前で40cmくらいの丸いのが飛んで地面に転がって私達の方へ来たので良く見ると、淡いピンクの蜘蛛の魔物が足が所々で欠けていた。
「あれ、これはピンク色のスパイダーだね、初めて見るけど、何か愛らしい感じね」
ルミカが転がって来た物を見て動かないので、傍まで行って屈んで観察する。
「キー、キー・・・」
ピンク色のスパイダーが涙目になって泣く。
「あら、何か泣いているみたいね、足が何本が欠損してるわよ、何か可愛いけど、ハルカ何とかならない」
ケイナも初めて見るピンク色のスパイダーが可愛い物好きのケイナには愛おしく見えて、ルミカの同じ様に屈んで見て助けたくなる。
「あっ、本当ね、何か可愛い、チョッと待っててね、ヒール、再生」
私もピンク色の蜘蛛の魔物を見て、愛らしく感じて何となく保護欲が出てしまい治癒魔法と再生魔法を掛ける。
私が治癒魔法と再生魔法で胴体にあった傷と足の欠損部を直してあげると、綺麗に再生されると、一鳴きして何故か私の胸に飛びついて来た。
「キー」
ピンク色のスパイダーは傷と欠損した足が再生されて激痛から解放されて、嬉しくなり保護して欲しくてハルカの胸に飛びつく。
「あっ、やっちゃった。ティムしてしまったわ、ピンキーって命名するわ」
私はピンクの蜘蛛の魔物にどうやら好かれてしまいティムしてしまった様なので、ピンク色のなので何となく直ぐにピンキーと浮かんだの命名した。
「キーキー」
ピンキーはハルカのティムされて、ハルカの魔力が体内に流れて来て、とても心地よくなって喜んでティム契約した。
「ハルカ、本当にティムしちゃったの相変わらずだね、それでどんなスパイダーなのか分かったの」
ケイナはまたティムしたハルカにどういうスパイダーなのか尋ねる。
「うん、シルクススパイダーの変異種だね、シルクスリアスパイダーだって、様々な糸を生成できるみたいよ、さらなる進化もするって感じかな」
「ねぇ、それでこの子が出した糸でハルカの錬成術でスパイダーシルクの生地とか作れたりするのかな」
ケイナが生地代が助かると思いハルカに問いかけると、ビッグボアの亡骸の傍へ向かう。
「うん、出来ると思うけど、生地代が浮くかもね、良い魔物をティム出来たわね」
「そうか、それは助かるわね、さてと今度こそ帰ろうか、ビッグボアもマジッグバッグの中に仕舞ったしね」
ケイナがビッグボアの亡骸をポシェット型のマジックバッグに仕舞い、魔物が来ないうちに帰ろとメンバー達に号令を掛ける。
私が探知魔法でなるべく無駄な戦闘を避けるために魔物が居ない最短ルートで森の中を出口を目指して、メンバー達を誘導して先を急いだ。
森の出口を目指して一時ほど森の中を歩くと他の冒険者4人のパーティーと会う前にピンキーを異次元空間に入って貰って、直ぐに出会うと向こうのパーティーのリーダーから話しかけられた。
「あっ、すまん、俺はパーティー・イズレインとリーダーのトムスだけど、君達もシルクススパイダーの捕獲の依頼を受けたのか」
「えぇ、そうだけど、あっ、私はパーティー・リフラインのリーダーのケイナよ」
「どうだ、もう5匹の捕獲は思ったのか、森の奥から来たみたいだけど」
「えぇ、昨日からね、森の奥の方で一夜を過ごしたわよ、今朝になって漸く達成したわよ」
「えっ、森の奥で一夜を過ごしたのか度胸があるな、俺達も依頼を受けて3日目だけど未だ3匹しか捕獲できないだけど、そうか森の奥まで行かないと難しいのか、ありがとう」
リーダーのトムスはケイナから森の奥まで行って捕獲できたと聞いて難しい表情をする。
「えぇ、ただ森の奥には強い魔物が棲んでいて危険だから、あまり無茶をしないでね、それじゃ頑張ってね」
ケイナはトムスに無茶しない程度に頑張る様に激励をして、メンバー達と森の出口を目指して速足で向った。
森の出口に向っている途中でお昼休憩を取りお弁当を食べて、何時もより短めに切りあけて何とか日が高いうちに森から出れて街に戻り、そのまま冒険者ギルドへ行って常時依頼の達成した事を報告した。
受付カウンターで5個の虫篭の入ったシルクススパイダーとゴブリンの右耳を5個を提出して、後は森の中で討伐した魔物の亡骸を解体場に出して査定して貰い、全部で90万ルティの報酬を受取った。
90万ルティの報酬の内ビッグボアの亡骸の査定が35万ルティとされて、一番報酬が高かったのが何とも複雑な心境となった。
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