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私はどうやら同級生の美少女と名高い彼女に絡まれていたら聖女召喚に巻き込まれてしまった様です。どうしたら良いの?頑張って生き抜きます。  作者: キリアナ


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041話 旅の空から。

この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達の旅は順調に進んで右手に山頂に白い雪化粧をしたグレイサン山脈に連なる美しい山々を時々眺め、青い空を見上げながら馬車の手綱を握り馬車を進める。


次の目的地のルガルタ王国の最南端の国境近くにある砦の街であるㇾギンナの街まで明日には到着する予定で街道を馬車で進める。


「ハルカさん、今日も好い天気ですし絶好の旅日和ですね」


「そうね、本当に空も晴天で山々の景色も綺麗よね、それに涼しくて気分が好いわね」


 私は気持ち良く手綱を握りクロちゃんも機嫌が好い感じで、馬車をけん引してくれてますし、ルピも私の頭の上で気持ち良さそうに眠り、ハクはニーナの膝上で気持ち良さそうに眠っています。


ただハクについては従魔にしてからもう3ヶ月近くなるで、普通なら体長が1mくらいに成長していても可笑しくないのですが、全く成長してないので心配になり鑑定したら、スキルで体長を維持してると知りました。


そろそろハクにも私達と一緒に魔物の討伐デビューさせて本来の力を発揮できる様に、主としてハクの成長を促していこうと思ってます。


実は私の従魔達は非常に優秀なのですよ、クロちゃんの戦闘能力を持ち合わせていて、戦闘レベルを上げればただの魔馬から進化し闇属性に特化したブラックキラーフォースと覚醒するのです。


 私が従魔の育成を考えていたら、前方の荷馬車がゴブリンの集団に襲われているのが見えたので、私はゴブリンならと思いクロちゃんとハクで迎撃をしようと思い立つ。


「ニーナ、私がクロちゃんとハクを連れて行きますので、馬車の援護をお願いできる」


「えっ、クロちゃんとハクとですか」


「うん、そろそろ従魔として戦闘訓練しようかなと思っているの」


「そうですか、ハルカさんがそう言うのなら、任せてください」


「うん、頼んでわね、ハク、クロちゃん行くわよ」

私は帆馬車を停めてクロちゃんを馬車のけん引器具を外してクロちゃんの背に飛び乗りハクを連れて襲われている馬車の元へ向かった。


「グッヒヒ」


「キャンキャン」

クロちゃんとハクは漸く主の役に立てると張り切り襲われている荷馬車の方へ勢いよく走り出す。


「あれ、馬車が停まったけど何かあったの」

ケイナが馬車が停まったので何かあったのかとニーナに尋ねる。


「はい、前の方で荷馬車がゴブリンの集団に襲われているのですが、ハルカさんが従魔の戦闘訓練に好いからとクロちゃんとハクを連れて助けに行きました」

ニーナがケイナに状況を説明する。


「ふ~ん、ゴブリン相手ならハルカで十分か、クロちゃんとハクの戦闘訓練か、まぁ、戦力は多い方が良いからね、ハクとクロちゃんも戦える様になれば良い助けになるものね」

ケイナはハルカを信用してクロちゃんとハクの戦いを見守ろうと思った。


 私はゴブリンの集団の近くになるとクロちゃんの背に乗りながら、クロちゃんとハクにバフを掛けてゴブリンの集団に突っ込む。


「助太刀します。クロちゃん、ハク戦闘開始よ」

私はクロちゃんとハクに戦闘開始の合図を送る。


「クッヒヒ」


「キャン―」

クロちゃんとハクは私の戦闘開始の合図を受けてゴブリンの集団に襲い掛かる。


クロちゃん、軽くジャンプしてゴブリンを脳天に前足で踏み倒し、直ぐに方向を変えて後ろの足で隣に居たゴブリンを蹴り上げるとゴブリンが吹き飛び、皿に隣に居たゴブリンの所まで吹き飛ばされて体当たりする。


倒れたゴブリンを前足で勢いよく踏みつぶし、胴体を押し潰し内臓を破裂させて止めを刺して、次のゴブリンに向かって行く。


 ハクもゴブリンの動きを良く見ながらゴブリンの首筋を噛み付き出血させ、次に向ってきたゴブリンに飛び掛かり前足の鋭い爪で顔面を引っ掻き、深い傷を負わせて藻搔くと青炎せいえんのファイヤープレスで止めを刺し消し炭にする。


 ゴブリン17体の集団との戦いは10分弱で片付き、荷馬車の護衛をしていた冒険者3人はハクとクロちゃんの戦いを呆気に取られて眺めていた。


「やったね、クロちゃん、ハクお疲れ様、大丈夫ですか、あっ、ひょっとして護衛の冒険者の方達ですか、ごめんなさい。任務の邪魔しちゃったみたいね」

私は護衛していた冒険者が居たのに気付かず、無断でゴブリンとの戦闘を始めてしまったので直ぐに謝罪する。


「あっ、いいえ助かったのは事実なので、ありがとう。しかしその黒い魔馬と小さな白狼はあんたの従魔なのか」

冒険者の3人の中の男がハルカに礼を言ってから従魔について問いかける。


「はい、そうですが、私はBランクのハルカと申します。あのゴブリンの後始末を頼んでも良いですか、勝手に割り込んでしまったので貴方達の手柄で好いですから」

私はクロちゃんの背から降りて冒険者の男に冒険者証を見せてから、詫びの気持ちでゴブリンを倒した実績をそのまま譲ることにした。


「えっ、Bランクなのか凄いな、それで手柄を貰ってもいいのか、あんたがそれで良いのならお言葉に甘えるよ」


「えぇ、私も冒険者としての礼を欠いてしまったので、それでは失礼します」

私はクロちゃんとハクを連れて歩いて後方に停車している幌馬車に戻った。


「ねぇ、ケインあの子は私達よりも若いわよね、それでBランクって凄いわね」

リンはハルカを見送り、いかにも年下に見えた子がBランクだと知って驚く。


「あぁ、そうだな、リン、セレンとにかくゴブリンの討伐証明の右耳と魔核を採って始末しようぜ」

ケインは自分達がまだCランクなので、自分より年下に見えたハルカがBランクだったので何となく負けてる気がして悔しい感情を持つ。


 私は幌馬車に戻ると直ぐにクロちゃんを馬車にけん引いする器具を繋げてからニーナに一言告げてから馬車を出発させる。


「お待たせ」


「いいえ、でもクロちゃんとハクも戦えるのですね、驚きました」


「うん、そうね、ゴブリン相手なら意外と良い戦い方出来たと思うわ」

私はこれからもクロちゃんとハクに戦闘の経験を積んでもらいレベルアップさせたいと思った。


 私が手綱を握り馬車を発車させて、ゴブリンの始末をしてくれている冒険者達の様子を見て、荷馬車を追い越してから停車して、ゴブリンの亡骸を魔法で穴を掘って始末する手伝いをする事にした。


「あの討伐証明を採ったものから穴に放り込んでくださいね、手伝いますよ」

私は御者席から降りて、街道脇に魔法で穴を掘り手伝った。


「あぁ、手伝ってくれて助かる。しかし魔術師なのか凄いな」

ケインはハルカが魔物使いなのかと思ったら魔法まで使えると知り凄いなと思いしかも幌馬車まで保有しているのか感心する。


「終りましたね、私達はパーティー・リフラインよ一応Bランクパーティーだけとね、リーダーのケイナよ宜しく」

ケイナも馬車から降りてゴブリンの後始末を手伝い終ってから、リーダーのケインに挨拶をする。


「そうか、俺達はパーティー・イガロだ。俺がリーダーのケインだ。手伝ってもらい感謝する。俺達はCランクだけど、あんた達はBランクか凄いな」


「アハハ、まぁ、一人規格外な子が居るからね、偶々成り行きでBランクに昇格しただけよ、それじゃ、ここで失礼するわね」

ケイナはハルカをチラと見て、ケイナにBランクに昇格について話てから、その場を後にして馬車に乗り込んだ。


 私はゴブリンの後始末を終えると直ぐに馬車に乗り込んで直ぐに発車して街道を走り去ると、遅れて暫くしてからケイン達が護衛する荷馬車も発車した。

お読み頂きありがとうございます。

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