036話 魔装武装の性能テストをする。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達はマジリノ街を発ってから4時間程が経ち街道が東南方向に延びて行き、街道の右側の遠方にグレンサン山脈が右側に見えてくるとグレイサン大森林に連なる森が見えてくる。
「森が見えて来たけど、ねぇ、ニーナ、ケイナにあそこの森で魔装武具を試すか聞いてくれるかな」
「はい、チョッと待ってください。あのケイナさん右前方に森が見えて来たけどお試ししますか」
「うん、もう少し進んでからお昼のお弁当を食べてからしようか、この辺なら人も居ないみたいだし大丈夫でしょう」
「はい、分かりました。ハルカさんもう少し進んでお弁当を食べてからしようと言うことです」
「うん、それなら、もう一時程したらお昼にしましょうか」
「うふふ、魔弓かどんな感じか楽しみだね」
ルミカは魔弓を手に持ち、魔弓の試し射ちを楽しみにする。
「うん、でも魔剣もそうだけど、ルミカも魔力を消費するから魔力量を確認しながらじゃないと魔力切れを起こして動けなくなる事もあるから気を付けないとだぞ」
ケイナも魔剣を使うのが楽しみでもあるけど魔力量がそれほどないので、どのくらい魔剣を使いこなせるか不安がある。
「うん、だからどのくらい消費するか把握しておくことも大事だとは思っているよ、私達はハルカみたいに魔力量が多い訳じゃ無いからね」
ルミカも自分の魔力量が左程多くはないので魔弓の使い方についは色々と考えなければならないと感じている。
「あぁ、そうだな長期戦になったらヤバいからな、短期戦で決着をつける必要があるな」
ケイナは魔剣を見つめ、自分の魔力量を考え魔剣を使っての戦い方を真剣に悩む。
私は御者席からケイナとルミカの会話を聞いて、魔力切れをどうやら心配している様だけど、私のバフで魔力譲渡も可能になっているので魔力切れの心配する必要が無い。
因みに私の魔力量は無尽蔵となっているので、かなり大掛かりな魔法を20連発くらい放たなければ底をつくことは無いくらいで、魔力量の回復スピードも尋常でないくらい早くなっている。
私が修理したケイナの魔剣とニーナの双剣には魔力消費を抑え、斬れ味を優先し剣の刃先の結界を張り、結界の外側に電磁を発生させその震動波で斬れ味を強化した造りにした。
ルミカの魔弓も魔力消費を押さえて契約した妖精のフェリの能力を使い高速で鋭く射抜く魔矢を放つ事ができ、一度3本の魔矢が放つ事が出来る。
それぞれに妖精の魔力や能力を使い魔晶石には魔素から魔力返還できる機能も付けて、必殺技も使える様に魔改組してある。
私は各自で魔剣や魔弓や魔双剣を使ってみて、自分の感覚で魔装武具の特性や能力を掴んで、その能力を身に付け使いこなせれば自分自身の強化と冒険者としての成長にもなると信じている。
馬車を1時間ほど街道を走らせると森も割と街道から近くなり、お昼休憩を取るために街道の端に馬車を寄せて停車して、クロちゃんやハクとルピの従魔達に餌を与えてから、私達も宿屋で作って貰ったお弁当を食べた。
お弁当を食べてから、皆で馬車か降りて軽く身体を動かしてから、ルピ以外の従魔と馬車を異次元空間に入って貰い、私達は森の方へと歩いて向かった。
私達が森の中へ入ると、私は直ぐに探知魔法で周辺を調べると割と近くに魔物の反応が合ったので、私が先頭で歩き魔物の反応がある方へ歩て行く。
反応がある方へ行くとブラッドベアとレッドベアが睨み合っていたので、先ずはルミカが魔矢を一矢ずつブラッドベアとレッドベアの首筋に当たると貫通して森の奥へと魔矢が飛んで行った。
ブラッドベアとレッドベアは首筋から血を噴き出し、苦しそうに藻搔き始めて暴れ出し、ケイナがブラットベアを首筋にバイブレーションが掛かり黄色に光った剣先で首筋を目掛けて魔剣を振るとブラッドベアの頭が地面に落ちて地面倒れる。
ニーナもレッドベアの首筋を狙ってジャンプしてニーナ目掛けて爪を振るってきた手を白く光る電磁波に寄る振動が効いた短剣の刃先で斬り落として、そのままの勢いでもう一つの剣の刃で首を斬り落として地面に着地した。
「ほぇ~、凄い斬れ味でした。簡単に首を斬り落とせました。凄いですね」
ニーナはただ触れた様な感じで腕と首を斬り落とせたことにただ驚く。
「うん、何かすーと斬れた感じだね。魔剣ってこんなに斬れ味が良いのか」
「うん、私が放った魔矢も凄いよね、射抜いて貫通しちゃったよ」
「あっ、ハルカが試す機会が無かったね、もう少しして魔物を狩って試して行くかい」
「私は別に良いわよ、ケイナ達はまだ試したいの」
「まぁ、私は何となく斬れ味が分かったし、先に進んだ方が良いと思っいるけど」
「ルミカはどうなの、まだ試し射ちしたい」
私はルミカに試し射ちしたいか聞いた後にニーナの方にもチラと視線を送る。
「私も威力が分かれば良いわよ、旅の続きをしましょうか」
「私も好いです。手応えは感じましたしね」
ニーナも魔双剣の斬れ味を確認したので十分だと思った。
私が皆の意見を聞いて、試すのはもう好いと言うことで、ブラッドベアとレッドベアの亡骸をアイテムボックスの中に仕舞い、それから皆で街道の方へ向けて森の中を歩く。
街道へ戻ると直ぐにクロちゃんと馬車を出してニーナと私が御者席に座り、ケイナとルミカも馬車に乗り込み、ニーナが手綱を握り馬車を発車させた。
太陽が沈みかけた時にニーナが馬車を停めると、皆で馬車から降りてクロちゃんを異次元空間で休んで貰い、皆で森の方へ歩いてからログハウスを出して置いて、ログハウスの中でゆっくりと一晩過ごす。
朝が来て直ぐに支度してログハウスを仕舞ってから、直ぐに街道に出てクロちゃんと幌馬車を出して、私が手綱に握り馬車を発車させた。
今日も晴天という訳でもなく曇り空で、雲もどんよりした感じなので雨が降るまで馬車を進める心算だ。
「う~ん、ハルカさん、これは雨が降りそうですよ」
「うん、そうね、雨が降ったら直ぐに馬車を停めて、雨が止むまではログハウスの中で雨宿りするしかなさそうね」
私が馬車を走らせてから2時間程で雨が降ってきたら馬車を停めて馬車ごと異次元空間に仕舞い、雨宿りする為に街道から離れた草原の中にログハウスを出して雨が止むまでるログハウスの中で待つ心算でいる。
結局その日は夜まで雨が止まず、仕方が無く今日はそのまま一夜を過ごして、明日の朝までログハウスの中で過ごした。
朝を迎えて外を見ると晴天だったので、朝の朝食とお昼のお弁当をケイナとルミカが作り、食べてから直ぐに街道に出ると、クロちゃんと馬車と出して直ぐに私が手綱に握って馬車を走らせた。
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