035話 ニーナに中古の双剣を購入する。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達は何とかオーク10体の依頼を達成して報酬として30万ルティを受取り、冒険者ギルトを後にして装備屋さんへ向かった。
この街には装備屋さんが2店舗あるらしくギルドの受付嬢から案内図を貰い、ギルドに近い装備屋さんへ行ってみた。
「あっ、ここか中に入ろうか」
ケイナが案内図を見て看板を確認して、皆に言ってからお店の中にで入る。
店内に入ると整然と色んな種類の武器や装備品などが展示して並べられていたけど、やはり新品の武器などはお高いなと思った。
私は鑑定魔法で新品の武器を見て周ったけど、値段の割にはう~んと言った感じのが多いなと言う感じで、装飾が派手でこれはと言う様な剣や弓や杖などはなかった。
「う~ん、なんか違うのよね・・・」
私は店主に聞こえない小声で呟いた。
ニーナに合うような双剣も見当たらず、中古で売られている剣もあまりピンとくるようなものが無く、ここで買ってもあまり長持ちもしそうにないと感じた。
「すいません、この矢を10本買います」
ルミカも弓を見て周ったけどあまりピンときたものが無く、魔弓の1千万ルティとお高く買える品物でなかった。
ルミカも何か掘り出し物が無いか期待したけど、どれもお高くて買えた物ではないので仕方が無く矢を10本だけ買って店を出た。
「うん、あまり良い物はなかったね、次の店に行くか」
ケイナもこれはと言う物が無かったので今すぐにという訳でもないので、次の店に行くことにした。
「そうね、値段が高い割にはピンは来る物は無かったね、装飾が派手だったけど、何と言うか見栄っ張りの冒険者が好みそうなお店だったね」
「次の店は中古品がメインのお店みたいね、案外昔の武器の方が良いのがあると母さん達が言ってたから期待せずに見てみようか、せめてニーナに合う双剣だけでもあれば好いけどね」
ケイナは案内図を見ながら次のお店へ向かう。
次のお店の看板を見つけてたけどかなり古びた建物に看板を付けてる感じで、とても繁盛している様には見えないけど、とりあえず皆で店内に入った。
店内も外観と同じで壁など見るとかなり古びては居るけど、展示されている品物もなかなか年季のある武器類が壁に掛けられていた。
値段的にも手が届かない感じてもなく魔剣とか魔弓なども展示されていたけど、流石に魔装備品は高いなと感じた。
私が着目したのは要修理のコナーで魔晶石が壊れてかなり値段が安い物で双剣があったので、鑑定魔法で見たら中々の品物で魔晶石さえ交換すれば使える双剣だった。
「ねぇ、ニーナこの双剣を持ってみて、シックリしそうかな」
「はい、う~ん、感触は好いですし、扱いやすいと思います」
「そうなの、値段が50万ルティか、悪くはないわね、ニーナはこれにしまょうか、ねぇ、後でちゃんと使えるようにするからね」
「はい、分かりました」
ニーナはハルカがちゃんと使える様にすると聞いたので、ハルカが選んでくれた双剣を購入することにした。
私とニーナが要修理のコナーで双剣をニーナに勧めているのを見ていたルミカも来て、変わったデザインの魔弓を見つけて値段も80万ルティと安かったので私の所へ持ってきた。
「ねぇ、ハルカ、この魔弓はどうかしら使えそうかしら」
「う~ん、どれどれ、うーん、良いじゃないのルミカにピッタリみたいね」
「そうでしょう、ハルカ修理出来そうかしら」
「うん、大丈夫だよ」
私とルミカは小声で話し、ルミカが私の良い答えを貰えたので購入する事を決めた。
ケイナは魔剣を見て周って幾つか手に持って感触を確認したけど、どうもしっくりくるものが無く諦めかけていた。
「ねぇ、ケイナこれなんかどうかしら」
私は要修理のコナーでケイナに合いそうな魔剣を見つけたので、ケイナを呼んで感触を確かめてみた。
「えっ、それか、どれ・・・・うん好い感じたけど要修理でしょう、大丈夫なの」
「うん、任せてよ、魔晶石も売ってるみたいだし合わせて買えば何とかなるわよ」
私はケイナに大丈夫よとウインクして合図を送る。
「まぁ、ハルカが良いと言うのなら買ってみるけど」
「うんうん、私はこれを買うは」
私は前にアニメで見た事がある真中に持ち手があり、両側が尖がった槍の刃先が付いた魔法杖を選んだ。
メンバー全員が魔法武器を選んだので、後はそれに合いそうな魔晶石を購入して450万ルティ程の購入代金をケイナが口座から支払う為に冒険者証を店主に預ける。
「でも良いのかい、全部修理が必要だけど、魔晶石に魔法陣を刻むのはかなりの魔法か錬金術の使い手でないと出来ない筈だがね、後で返品しますでは困るだがね」
店主は冒険証を預かり支払い手続きしながら全ての購入品が要修理品だったので返品される事を心配する。
「うん、まぁ、出来るかどうかはやってみないと分からないけど、試す価値はあるので大丈夫ですよ」
ケイナは苦笑いしながら代金を支払う。
「はい、確かに口座に入金確認できました。これが支払明細と冒険者証をお返しします」
店主は心配そうな表情でケイナに冒険者証と支払明細を渡す。
「店主さん、そんなに心配しなくても好いですよ、私達は明日の朝にはこの街を発つので、もう戻っては来ませんよ、ダンジョン都市へ行きますから」
「おぅ、そうかい流石Bランクの冒険者さんだね、頑張るだよ」
「はい、それじゃ、良い買い物が出来ました。それでは失礼します」
ケイナは店主に良い買い物が出来たと礼を言って皆で店を後にした。
「皆さん、私に買った魔装武具を預かるわよ、宿屋に戻ったら修理を始めるわよ」
私は皆が買った魔装武具を全てをアイテムボックスに仕舞った。
「まぁ、ハルカのお陰で稼げたからな、ここはハルカを信じて任せようか」
ケイナは今回の高額報酬はハルカ一人で稼いだ様なものなのでハルカに任せることにした。
私達はそのまま真っ直ぐ宿屋に向い、宿屋に戻ると夕ご飯まで時間があったので、早速部屋に戻りケイナの魔装双剣から修理を始めた。
私は夕ご飯の時間を挟んで寝るまでには皆の魔装武具を全て修理を終えて、ケイナ達は私が修理しているのをじ~と見つめていたけど、修理が終って皆に返すと凄く喜んでくれた。
「魔剣か憧れだったんだよね、明日どこかの森にでも寄って試そうか」
ケイナは魔剣を手に持って満面の笑顔で皆に明日どこかで試そうと伝えた。
それから皆はそれぞれの魔装武具を手に持ってベッドで入り、皆は暫らくの間は魔装武具を眺めたり頬擦りしたりとしてから枕元に魔装武具を置いて眠りに就いた。
朝を迎えて皆は元気良く目覚めて、装備服に着替えてからそれぞれの魔装武具をポシェット型マジッグバッグに仕舞って部屋を片付けてから1階の食堂へ行って朝食を食べてからお昼のお弁当を頂いて宿屋から出た。
宿屋の脇の路地に行き幌馬車とクロちゃんを出して、馬車をクロちゃんと繋げて、何時もの様に私とニーナが御者席に座り、私が手綱を握り東の門を目指して街の街路をゆっくりと進んで行った。
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