011話 バディナの街の冒険者ギルドからの応援。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
セイラさんが村長さんとの話合いが終り、一応念のために避難の準備を村人達に呼びかける事が決まり、村長さんと自警団の方達の協力で村人達に避難の準備をする様に呼び掛けて貰った。
当然北側の門では自警団から二人北西側にある森の様子を監視して貰い、異常があれば直ぐに緊急の鐘を鳴らして貰う体制を執った。
私はその合間にセイラさんにポシェット型のマジックバッグに魔力登録をして貰い贈ってから、セイラさん達と一緒に暫らく待機しがらバディナの街の冒険者ギルドからの応援を待った。
一時程してからギルド職員の男性が単身で馬に乗って先取りで情報収集にする為に宿屋の前に馬を止めて宿屋に入って来た。
「私は冒険者ギルドのバディナ支部のサブマスターのディアズだが、セイラさんは居るか」
「はい、私です」
「それで状況はどうなのかね」
「はい、南東側の森にもかなりの数の魔物が居ましたが、北西側の森にはもはや氾濫が何時起きても可笑しくない数の魔物が異常発生しております」
「それは本当か、北西側でも魔物は何体が討伐したのか」
「はい、2時間弱ほど森で魔物を討伐しましたが私達の他に3人の冒険者の応援を受けて6人で200体討伐しても焼け石に水と言った感じで、流石に身の危険を感じたので後退しながら森から退避して来ました」
「後退した時点で私の探索魔法で確認しただけで200は余裕でいました。ただ半径で100mくらいの範囲で探知した数ですから、もっといると思われます」
「それは確かに多いな、一応Cランク以上のパーティーを3組がこちらに馬車に乗って向かっているから、今晩は警戒態勢を自警団に取って貰い。明日の朝に冒険者全員で討伐に向かうとする。いいかね」
「はい、それで良いと思います」
セイラはサブマスターの提案を受け入れた。
その後に聞いたのですがセイラさん達のパーティーは元々はこの村の出身で10年程前にも魔物の群に襲撃を受けた事件があった様です。
その時に親達が当時幼かったセイラさん達を護るために犠牲になり、バディナの街に在る孤児院に3人共が入れられ、その孤児院で育ち現在に至る感じです。
日が暮れる前に宿屋にバディナの街から3組の冒険者パーティーが到着し、途中で3度もブラッドウルフの群に襲撃されたとボヤいていた。
「いや、参ったよ、来る途中で3度もブラッドウルフの群に襲われたよ、それが無ければもっと早く到着していたよ」
6人組の俗に言うハーレムパーティーの男がボヤく。
「本当よね、今までそんな事なんか無かったのに、魔物の異常発生したと聞いたけど納得よね」
男の隣に居た女性の冒険者も今まで無かったのにとボヤく。
応援に来た冒険者は総勢で3組の14人で、私達と合わせて20人となったので、それだけでもかなりの戦力だと私は感じた。
それからサブマスターのディアズさんの仕切りで参加パーティーを集めて打合せをして、明日は北西の森に行って魔物の討伐を行い。一段落したら南東の森の魔物の討伐も行う事になった。
その日から宿屋は冒険者ギルドで宿賃を負担する事になり、私達も正式な依頼を受けた扱いにするとサブマスターから確約を貰った。
その翌日の朝を迎えて冒険者全員で北西の森へ行き、森の入口で全員が集まり、サブマスターのディアズから冒険者達に檄が飛ぶ。
「いいか、諸君、これから魔物の異常発生に伴う魔物の討伐を行う、おそらく森のどこかに瘴気溜まりがあると思うが魔術師の魔法攻撃を集中すれば消し飛ばす事も可能だ。健闘を祈る」
「「「オッ―」」」
「「「オッ―」」」
皆で気合いの雄たけびを上げる。
私はサブマスターの話をしている間に全員にバフを掛けておいて、後方支援に回るようにして、出来るだけ怪我人が出ない様に気を配ることにした。
その後全員で森の中に入ると直ぐにブラッドウルフの群との戦闘が始まり、いかにも氾濫寸前の状態であり、前衛の剣士達が斬り込んで行き弓術士も次々と矢を放つ。
私も広域攻撃で探知魔法で後方にいる魔物達にライジングストライクを連発し攻撃を仕掛けて、前衛の剣士達の負担を軽減していく。
やはり人数が多いとその分に楽に森を深部へ行けるなと思い、2時間戦闘が続き探知魔法で調べるとある一点の周辺に魔物が集まっている事が分かった。
流石に2時間の戦闘で冒険者達に疲れが出てきたようなので、私がアイテムボックスから防御結界の結界石と置く台を取り出して、結界を張って即席の休憩場をつくる。
サブマスターのディアズの指示で即席休憩場でパーティー単位で交代で休んで貰い、魔物達との戦闘は続けられた。
「いや、君は凄いね、こんな防御結界を張れんのか助かる」
サブマスターのディアズがハルカを褒める。
「いいえ、そんな事は無いです。備えあれば患いなしですよ」
私はサブマスターに褒められて、少しテレてしまった。
「よし、そこのパーティーはここに来て少し休め、交これから代で休んで貰うから踏ん張れよ」
サブマスターのディアズは結界の外に出て冒険者達に知らせながら応援に入る。
私も出来るだけパーティーを周り切れたバフを掛けて後方支援と合わせて攻撃魔法を放ち魔物を倒していく。
私達は即席の休憩場を移動しながら最深部を目指し、戦いながら進んで行くと魔物の数も少なくなってきた。
森に入って4時間が経過して様々な魔物達との戦いが続いたけど、漸く探知魔法で調べても周辺の魔物が居なくなり、ある一点だけとなったので昼休憩をとることにした。
他の魔術師さんもある一点に魔物が集まっている事に気が付いたようで、昼休憩を取ってから、魔物が集まっている地点に行く事が決まった。
冒険者全員が流石に疲れもあるのか、宿屋で用意してくれたお弁当を黙って食べて、水筒の水を飲んで最後の決戦に向けて身体を休めていた。
私も流石に疲れたので身体を休ませることに集中して、後もう少しだと自分自身に良いかせながらお弁当を食べていると、ケイナもルミカも同様でとても冗談が言える状況でもなかった。
ただ私は瘴気溜まりが大きかった場合の事を考えていて浄化魔法が使えるのは聖女だけだと言うのがこの世界の常識の様なので、私は聖女に何てなりたくないので、他の魔法に紛れて浄化魔法を使う事を考えていた。
「ヨッシ、そろそろ行くぞ、後もう少したぞ、頑張って行くぞ」
サブマスターのディアズは1時程休んだので冒険者達に向けて指示を飛ばす。
参加した冒険者達も頷き、秘かな闘志を燃やして立ち上がり瘴気溜まりが在ると思われる地点へと向い、そして瘴気溜まりがあると思われる地点の近くから再び魔物達と戦闘が始まった。
この辺りのいる魔物達は黒くて斬りつけて倒すと黒い塵となって散って行くので、私はどう言う事なのか分からなかった。
「あれは何だ黒い沼か、まさか瘴気溜まりなのか、随分大きいな、誰かあの黒い沼に魔法攻撃をしてくれ」
サブマステ―のディアズが魔術師に向けて指示を出す。
「はい、遣ります」
「はい、私がしてみます」
私が名乗り出るともう一人の女性冒険者も名乗り出た。
「それじゃ、二人でしましょうね」
「はい、それではファイヤーボールで行きます」
私は相手の女性も火属性だったので合わせることにした。
「「ファイヤーボール」」
私と女性の魔術師がファイヤーボールを放つ。
私はその後に直ぐに浄化魔法も合わせて放って、黒い沼の様な瘴気黙りが吹き飛んで、その後に放った浄化魔法で浄化されて黒い沼は消失した。
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