010話 レルカ村の異変。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
先日は私はセイラさん達の頼みで南東の森の調査へ行き、200体程の魔物を討伐し、セイラさんが改めて宿屋の女将さんに誰かにバディナの街の冒険者ギルトへ行って貰い応援要請を頼んで貰う様に頼んだ。
セイラさんが女将さんに頼んだ後に、今日は予定通りに北西の森へ調査する為に朝早く宿屋から出掛けて行く。
北西の森へ入ると直ぐに探索魔法を掛けると、南東の森とは比に為らないレベルで沢山の魔物の反応があり、氾濫とまではいかないけど近い感じである。
「あのセイラさん、300体くらいの反応がありますけど、魔物を間引きするのですか」
「えっ、そんなに沢山いるの、でもバディナの街の冒険者ギルドから応援が来るのを待っていたら間に合わないわ、もう氾濫と言っても良いわよ」
セイラがハルカからの報告を聞いて驚き、それでも遣れるところまでやるしかないと覚悟を決める。
「まぁ、昨日同様に200体目標で遣れるところまで、遣って引きましょうか、それ以上は無理だもの」
ミランが昨日と同様に200体を目標にして、遣れる事はやったと思うしかないとセイラに同調する。
ケイナとルミカもやるならやるで良いと言った感じで戦う姿勢を見せたので、そのまま森へ入ると直ぐにブラッドウルフの群との戦闘が始まった。
私は直ぐに皆にバフを掛けて戦い始めて、今日は昨日より数が多いので遠慮なく落雷の広域攻撃魔法ライジングストライクを連発し、次々とブラッドウルフと近くにいたゴブリンの群やオークの群等を倒しアイテムボックスに自動収集して行く。
森へ入り2時間もしないうちに200体もの魔物を討伐し、メンバー達の疲労が見えて来てので、セイラは一時退却を皆に指示して森の外へ後退しながら魔物と戦った。
魔物達も私達が後退して行くと深追いはしてこなかったので、とりあえず森の外へ出ると皆は地面にへたり込み休憩を取り、水筒を取り出して水を飲んで喉を潤す。
「ふぅ、ねぇ、セイラもう限界かも、一旦村に戻って女将さんにバディナの街に誰か応援要請を出したか聞いた方が良いわ、もう私達の手に負える数では無いわよ」
ミランが流石にもう自分達でどうにか出来る範囲を超えているとリーダーのセイラに進言する。
「うん、そうね、これ以上無理して手伝ってくれたハルカ達にも迷惑はかけられないものね、宿屋に撤収しましょうか」
セイラも流石にこれ以上は他のメンバー達に危険な目に合わせる訳にはいかないと判断して撤収することにした。
急いでレルカ村に戻り宿屋に帰ると、セイラが直ぐに女将さんにバディナの街に冒険者ギルドに応援要請を頼みに行ったかを確認する。
「女将さん、今朝頼んで冒険者ギルドへの応援要請を誰かに頼んで貰ったかしら」
「あぁ、村長には伝えたけど、こんな早く帰って来たと言う事は何も無かったのかい」
「いいえ逆よ、私達では太刀打ち出来ないくらいの数が森の中に棲んでいから撤退したの、2時間弱で200体くらい討伐したけど流石にもう無理だと思ったのよ、もう氾濫が何時起こっても不思議じゃないのよ」
「えっ、そうなの、それは大変だわ、直ぐに村長さんの所へ行ってくるわね」
女将さんはセイラから状況を聞いて慌てて村長さんの所へ向かって行った。
「とにかく、応援が来たら北西の森から先に対処するしかないわね、念のために村長さんに言って村の住人には避難させた方が良いかしら」
セイラはメンバー達と今後の事をどうするか検討を始める。
「そうね、その辺は村長の判断に任せて、私達は応援が来るまで休みましょうか、果たしてどのくらい応援が来てくれるか分からないけど」
カレンが先ず村長さんの判断に任せて、今は身体を休めて体調を万全にして何時でも対処できる様にした方が良いと思っていた。
「あの、私達は部屋に行って休んでますね、ここに居てもしょうがないので」
ケイナは何もする事がないので部屋で休むことにした。
「あぁ、そうね、ハルカ達は休んでていいわよ、手伝って貰ってありがとう」
セイラはケイナに言われて、気が回らなかったとなと思い休んで貰うことにした。
私はケイナとルミカと一緒に部屋に戻り休み、私はアベッドの上でステイタス画面を出して錬成術の画面を開きアイテムボックス内の魔物を何体か解体して魔核を集めた。
私は錬成術の中に結界石の作り方があったので、先ずは魔核を集めて結界石の錬成を始めて、村全体を覆う程の防御結界が張れるくらいの結界石の錬成に挑んだ。
村に覆う防御結界の結界石は半時程で出来たので、もう一つは夜営用の防御う結界の結界石も作り、後はブラッドウルフの皮を加工してポシェット型のマジックバッグを6人分作り始めた。
ただブラッドウルフの皮を加工して造ると容量的に30㎥が限界だと記されていたので限界いっぱいに容量で作成し、茶の迷彩色の2色を作りケイナとルミカのパーティーとしてどっちかを先に選んでもらった。
「ケイナ、ルミカ、今ねブラッドウルフの皮を加工してマジックバッグを造ったんだけど、パーティーとして使うならどっちがいい」
「えっ、そんな物を造ったのハルカは凄いね、私は迷彩色が良いな。ルミカも迷彩色の方が良いだろ」
「まぁ、迷彩色か良いじゃないの、でもポシェット型のマジックバッグか良いじゃないの」
「迷彩色ね、それじゃ、魔力登録しましょうね、容量的には目安として、そうねこの宿屋の建物を想定すれば良いわよ」
私は大まかな目安を言って、二人のポシェット型のマジックバッグに魔力登録をした。
「うん、これでヨシと、残りの3個をセイラさん達に渡して来るね」
私は二人の魔力登録を終るとセイラさん達の所へ向かった。
セイラさん達の部屋へ行くと居なかったので1階の食堂の方へ行くと、どうやら村長さんと話合いをしているみたいだった。
カレンさんとミランさんは別のテーブルに座ってセイラさんと村長さんの話合いの様子を伺っていた様なので、二人の所へ行ってポシェット型のマジックバッグを見せて説明する。
「カレンさん、ミランさんさっきポシェット型のマジックバッグを造ったので使ってくださいますか」
「えっ、良いの、ハルカ達のパーティーで使った方が良いじゃないの、買えば高価な物よ」
ミランがマジックバッグを造ったと聞いて驚き、買えば高価な物だから遠慮する。
「ケイナとルミカにも渡したので大丈夫ですよ。これはミランさん達の分として作ったものです」
「そうなの、それは嬉しいけど本当に良いの私達が貰っても」
「はい、貰ってくれなければ作り損です」
「そうか、ハルカがそう言うのなら遠慮なく使わせて貰うけど、容量的にはどのくらいなの」
「はい、この宿屋の建物を想定した貰えればいいと思います」
「えっ、それって結構な容量よね、うん、まぁ、ハルカって意外と規格外なのね、驚かされてばかりだわ」
「そうですか、とりあえず先に魔力登録しましょうか」
私はカレンさんとミランさんの魔力登録を先にしてマジックバッグを渡す。
私はセイラさんが村長さんとの話合いが終るまで、カレンさんとミランさんと世間話をしながら待って、セイラさんにも魔力登録をしてマジックバッグを贈った。
お読み頂きありがとうございます。
もし面白いと思い頂けたなら、ブックマーク、いいね、リアクションの評価をして頂きますと励みになりますので、宜しくお願い致します。




