001話 えっ、聖女召喚に巻き込まれたの、どうしたら良いの?
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私は和泉遥香は私立聖華学園に入学してから、早6月の中旬を迎えて中間試験も終わりテストの回答用紙の返還して貰い、まずまずの成績を取りホッとしたところで下校しようとする。
「あっ、和泉さん、チョッと良いかな」
「はい、何ですか、坂本君」
「え~と、俺と付き合ってくれるかな、そのつまり彼女になって欲しいだ。ダメかな」
「え~、私が坂本君の彼女に・・・」
私はクラスで人気者の坂本君に突然告白を受けてパニックとなり、教室中のクラスメイトからの注目に浴びる。
坂本君は顔を赤く染めながら私に告白したみたいだけど、何かの罰ゲームなのかと思い、私は何と言っても地味で根暗で出来るだけ目立たない様にしてたのに何故なのとの思いが頭の中で?マークしか浮かばなかった。
「どうかな、和泉さん、真面目に付き合って欲しんだ」
「ごめんなさい。少し考えさせてください」
私はもう何が何だか分からず、即答を避けてカバンを持って教室から走って出て行き校門を出るまで走った。
「はぁ、はぁ、何でなの・・・・」
私は校門を出ると走るのを止めて歩き出しながら、心臓がバクバクと鼓動が早まり呼吸が荒くなってしまい、頭の中がごちゃごちゃになっていた。
私は駅へ向かって歩きながら今までの学園生活を振り返りモテる要素はないはずなのにと思い返していると、走った所為か喉が渇いたので途中のコンビニへ立ち寄る。
私はコンビニに入ると飲み物が陳列している冷蔵ショーケースまで行きパック入りのイチゴミルクを手に取り、そして会計を済ませてから飲食コーナーへ行きストローを差してゆっくりと飲む。
イチゴミルクを飲みながら、明日になって学園に登校して教室で坂本君に会った時のことを考えるとかなり憂鬱になる。
私はイチゴミルクを飲み終えるとコンビニから歩道に出ると、クラスメイトの飯島さんと鉢合わせになり睨まれると絡まんできた。
「あら、和泉さん、丁度良い所で会ったは、坂本君に告白されてたみたいだけど、どう答える心算なのかしら」
「えっ、正直言ってどうしたら良いのか分からないわ」
「分からない?なら断りなさい。私が坂本君に振り向かせるから」
「えっ、飯島さんは坂本君の事が好きなの?」
「えっ、そうよ、だから私に譲りなさいよ」
飯島さんは少し興奮気味に和泉の肩を両手で揺さぶり突き放す。
飯島さんは私の両肩を軽く押さえつけて揺さぶりして突き放した瞬間に足元から眩い光の輪に包まれる瞬間に私は後方へ倒れかけて尻もちを付いた瞬間に人混みの中の人達の足元にいた。
私は尻もちを付いて起き上がり、お尻に痛みを感じて両手で摩りながら先を見ると丸い小高いステージの上の中心に飯島さんが座り込んでいて、その周りには濃いグレイのロブを纏った何人も男性と女性が取り囲んでいた。
取り囲んでいる濃いグレイのロブを着た人達の中に何人が片膝を床に付いて苦しそうにしている人が居たけど、私の周りにも何人か床に両手をついてへたり込んで苦しそうにしていた。
そんな状況の中で扉がバンと開いて、金髪のイケメンを先頭に銀髪と茶髪のイケメンの二人並んで入ってきて、円形のステージに上がり座り込んでいる飯島さんに片膝を付いて頭を下げた。
「聖女様、よくぞ参られた。私はリドガルリア王国の第1王子ビハインと申します。この度の聖女召喚に応じて頂き感謝する。どうか我が国をお救い下さい。さぁ、聖女様お立ちになって下さい」
第1王子ビハインは立ち上がり聖女の飯島さんに手を差し伸べる。
聖女として召喚された飯島さんは第1王子ビハインが金髪のイケメンであり、飯島さんの好みのど真ん中だったみたいで王子様に見惚れて言われるがままに立ちあがっていた。
飯島さんは立ち上がると、第1王子ビハインのエスコードを受けてそのまま銀髪と茶髪の3人のイケメン達と一緒に石の壁で覆われたこの部屋から出て行ってしまった。
私はどうやら聖女召喚に巻き込まれてしまった様だけど、周りにいる人達はどうやらこの城の従事者みたいで、メイド服やロブを纏った人や騎士と様々に方達が居て聖女召喚に使われる為の魔力提供者になっていたようであった。
どうやら苦しんでいる人たちは魔力切れを起こしている様で、周辺の人達の肩を借りて立ち上がってましたが、私はどうしたら良いのか分からず他の従事者達と一緒に移動して城の中を歩く。
よく見るとメイド服でもなくロブを纏った人でもなく、私服ぽっい女性の人達が居たので、その人の後を付いて歩いて行くと城の外に出る事ができた。
どうやら聖女召喚に成功したという事で、お城の警備が甘くなっているのかお城から退出する時にノーチェックで城から出られた。
どうやらお城の方で聖女召喚に成功したという事で祝杯を挙げるらしく、それで門番の衛兵も浮かれている様に見えて、早く終わらせたくてノーチェックで帰る女性の従者達を素通りさせていた。
さてどうしようかと私は王都の繁華街に出たは良いけど、異世界のお金なんて持っている訳もなく、ただ行き交う人々も聖女召喚の話題をしているのは聞き取れた。
聞きなれない言語のハズなのにチャンと言っている意味が分かるという事は、私にも何かしらのスキルがあるのではと思い立った。
「異世界と言えばスキルよね、ステイタス」
私は異世界の物語は良く愛読しているので、ものは試しで唱えてみた。
ステイタス
氏 名 ハルカ・性別女・年齢16歳・種族人族
職 種 無職
称 号 聖女召喚に巻き込まれたオタク
戦闘レベル1
HP800・MP1000・SP0
スキル 魔法属性・全属性
特殊スキル アイテムボックス無限・言語自動翻訳・文字自動変換
創造魔法・鑑定魔法・SPスキル選択取得・索敵魔法
経験値2倍
加 護 眷属神・創造の天使イルハの加護
私はこのステイタスが正直いって良いのかどうか判断しかねるけど、加護が天使と言うのは初めてなので?という感じである。
ただ魔法が全属性というのは素晴らしいと思うけど、ただこれからどう凌ぐのかが問題であり、このまま野宿をするのも嫌だし身分を証明する物もないなと路頭に迷い頭を抱える。
「あの、どうにされたのですか」
「えっ、あっ、はい路銀を無くしてしまい路頭の迷ってます。どこか日雇いでも良いですから路銀を稼げる所がないかなと」
「あっ、そうなの、なら家の宿屋で配膳係でもしてくれるなら、私の部屋にでも泊めても好いわよ食事付で」
「えっ、本当ですか、助かります。私はハルカと言います。宜しくお願いします」
私は思っい切り丁寧に90度に頭を下げてお願いをした。
「うっふふ、私はカリナよ、さぁ、付いて来てくれる。困った時はお互い様よ」
カリナはハルカを見て笑顔になり本当に困っているのねと手を優しく握り繋いで目の前の宿屋に連れてく。
「ありがとう御座います」
私はカリナさんに涙目になりながらお礼を言う。
「お母さん、この子ね路銀を掏られたみたいなの、だから食堂の配膳でもさせて上げてくれる」
「あぁ、そうかい、それは災難だったね、暫らく家で働けば給金くらいは出すよ、なら、この膳をあそこのテーブルに運んでくれるかい」
「はい、分かりました。あそこのテブールですね」
私は先程女将さんが運んでいたところをチラと見たので同じようにする。
「お待ちどうさまです」
私はお1人様のテブールに運びトレイに乗った料理をテブールに置いて並べった。
「では、ごゆくっり、どうぞ」
私は料理をテブールの置いて並べ終ると、一礼してから女将さんの所へ戻る。
「あら、中々筋が好いね、次はこれを彼方のテブールにお願いね」
私は厨房の台に置かれている料理が全て同じだったので晩の定食の様なのだと察した。
私が次に運んだ先のテブールには2人のお客さんがいて、同じ様に料理を2人分を置いて並べて一礼して厨房の方へ戻り、女将さんの指示で次から次へと配膳をしていく。
私は無心で必死に配膳係で働いていると冒険者の3人組が入ってきて、直ぐに空いているテブールに3人で座る。
私は直ぐに料理を二人分を先に運んで並べて置くと、直ぐに戻って残りの1人分を運んで並べて置いて厨房に戻ると、そこ頃にはもうお客さんも居なかった。
「もう、食道の方は店じまいだから、空いているテブールで晩御飯をお食べ」
「はい、ありがとう御座います。それでは頂きます」
私は女将さんにお礼を言ってトレイに乗った料理を持って空いているテブールに向った。
私はもうお腹がペコペコだったので、女将さんにお礼を言ってから空いているテブールに座って、何んとか今は晩御飯に有りつけた事に感謝してトレイに乗ったまま料理を頂く。
お読み頂きありがとうございます。
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