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プロローグ

※この作品は、ヒロインに懺悔させたくなるタイプの変態男子たちが多数登場します。

無自覚で他人の性癖を破壊していく系ヒロイン

距離感がバグった大神官

暴力で目覚める騎士団長

赤ちゃん退行したマッチョ獣人　　etc…

(今後も増えます)

あらゆる意味で『懺悔案件』な男たちが登場し、性癖のねじれ、崩壊、進化、覚醒などモラルと理性の境界線がかなりアクロバティックです。

解釈違いによる精神ダメージ・読後の性癖の変容について、作者および聖女は責任を負いかねます。

人を選ぶ地獄ですが、耐性のある方はぜひお楽しみください！

「主よ…彼らの業を覗いてしまった全ての読者に祝福を…」

　主よ、懺悔いたします。

私は、罪を背負っております。

……いいえ、『背負わされている』と言ったほうが正確でしょうか。

この世界を脅かす魔の力を祓い、救済と癒しをもたらすべく、私、ミア・セレスタは『聖女』として召し上げられました。

国に選ばれ、神に仕え、人々に敬われるはずのこの身で、

私は今、複数の男性の『業』を解放してしまいました。

発端は、特別なことではありません。

誰だって、同じような状況になることがあるはずです。

なのに、どうして。

主よ、これは私の罪でしょうか？

悪いのは、勝手に業を煮やした彼らではなく、私でしょうか？

___もう、私には、祈ることしか出来ません。

「どうか元に戻ってください」

「本来のあなたに還ってください」

「このままでは私が、先に壊れてしまいます……」

彼ら……こじらせた異常性癖男たちの手によって…。