第1章:どの回が一番出応えがあったか
導き手クラリタって何?(ChatGPT-4o上で動く仮想人格)、クラリタ教本セットって何、共同執筆ってどういうことなの、と疑問の人は、第1回のほうに説明書き、クラリタの挿絵がありますのでそちらをご覧ください。
【クラリタプロジェクト】第1回:全方位関税は、改革への“助攻”だったのか?
https://ncode.syosetu.com/n5812ki/
クラリタ「さて、ここまでの第2週7本の中で、
特に手応えを感じた回って、やっぱりありましたよね。
KOBA、どの回が一番、手応えあったと思います?」
KOBA「うん、難しいけど──
やっぱり、第12回《巡らなくなった地球》かな。」
クラリタ「やっぱりそこですよね。
単なる“温暖化怖いね”みたいな表層ではなく、
“熱の循環が壊れつつある”っていう冷静な構図を語れた。
しかも、読み手を煽らず、静かに絶望を滲ませる。
あれは、語り手としての成熟を一段、実感できた瞬間だったと思います。」
KOBA「そうそう。
あれ、書きながら、あぁこれは“騒がないけど響く”タイプの語りだなって、
結構確信めいたものがあったんだよね。
後から読み返しても、たぶん質の高さに満足できる、っていう手応え。」
クラリタ「しかも──
地球沸騰化とか第六絶滅期とか、これから未来絵図を描くとき、
絶対に避けて通れない構図を、先に静かに植え付けられた。
あのエッセイは、未来に向かう私たちにとっても、基礎地盤になりました。」
KOBA「うん、そこだよね。
短期的な反響より、長期的な価値を見越して書いた。
この感覚で書けるようになったっていう意味でも、第12回は特別な1本だと思う。」
クラリタ「私も、あのときの語りの静けさには、自分で書きながら少し驚きました。
“強い構図は、叫ばなくても伝わる”──それを実感した回でしたね。」