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仕事の時間だ

中々筆が進まんねぇ

さて、学校が終わって帰宅途中なわけだが、来るときと同じ速さで帰るわけではなく、ちゃんと買い物して帰るぞ


「えっと、今日の晩飯はハンバーグにでもすっかな」


今日の晩飯の献立を考えてたら、後ろから鐘の音が聞こえた


「今日は鶏肉の特売セールだよ!!安いよー!」


「『片翼一蹴(ウィングジャンプ)』!!」


「うわっ!びっくりした~・・」


特売だって?買うしかないだろそんなの!


「ふっふっふ、今日の晩飯はから揚げに決まr


「どきなそこのあんた!!」


「え、な、何!?」


この俺が速度で負けた?あの野郎、只者じゃねえ!・・・まずい!特売に人が集まって近づけねぇ!


「それは俺のものだ!『転移(テレポート)』!」


「何っ!?あんた、どっから現れたんだ!?」


「俺の勝ちだな」


晩飯、勝ち取ったなり!








「やべ、作りすぎたな・・」


唐揚げ100個はさすがにやりすぎたなぁ・・・40個くらいで腹がはち切れそうだ


「結構今日動いたから行けると思ったんだが、まだきつかったか」


・・・そろそろ仕事に行くか、飯のあまりは冷蔵庫にしまってっと


「あれ、許可証どこ行った?」


あれないとダンジョンに入れないから一から作り直さないといけないからだるいんだよなぁ・・・顔パスしてくれったっていいのに、ケチなんだよなぁあの受付・・・よし作り直しに行くか


「えっと、座標はどこだっけな・・・『転移(テレポート)』」


相変わらず遠いから、移動手段が『転移』くらいしかねえんだよな









「バーンニド市役所へようこそ、ご要望は何ですか?」


あれ、受付変わったのか、前はあの厳しいおばちゃんだったけど


「ああ、ダンジョンの許可証をなくしたから再発行してほしい」


「許可証の再発行ですね、お名前と住所、職業と年齢をお願いします」


ええと"ルーク・ワット"、住所は"タリア霊山の頂上"、職業は"エリック戦術学校の生徒"、年齢"16歳"と


「できました」


「はいはい、少々お待ちくださいね」


前回はすぐ終わったけど職員によって長引くんだよなぁ・・


「・・・あの、"タリア霊山の頂上"って嘘ですよね?」


「いや、ほんとですけど」


「いやいや、あそこは魔物が多くて普通は入れない危険地帯のはずなんですけど」


ん?それなら13歳くらいの頃に壊滅させたはずだけどな・・・知らないのか?


「あそこの魔物はもういないって伝えられなかったか?」


「ええと、私新人なのでよくわからなくって」


ああ、そういうことね、じゃあいつもの人を呼んでもらうか


「・・・あれ、ルークじゃないか、なんかの許可証でも発行するのか?」


「イザベル市長!」


「イザベル、いたのか」


「いたのかとはなんだいたのかとは」


こいつはイザベル、元々魔法使いをやってた女だ、丁度いいところに来てくれたなこいつに頼もう


「イザベル、ダンジョンの許可証の再発行頼んでもいいか?」


「ああ、別に構わないけど、そこの受付の子に頼まないのかい?」


「イザベル市長、あの、この人がタリア霊山の頂上に住んでるって言ってるんですがほんとなんですか?」


「もちろん、本当だよ、こいつは一人で魔物を皆殺しにしたんだ」


おい、言い方が悪いぞ、せめて倒したか討伐って言えよ


「えええ!?そんなことできる人がいたんだ・・・」


「まあ、そういうわけだから再発行よろしく」


「あっ、はい承りました!」


う~ん約10分かかったなぁ、やっぱり山の下に家を買うべきなのか









「再発行完了いたしました!」


「お、ありがと」


「・・・ところで、イザベル市長とは知り合いなんですか?」


「ああ、知り合いもなにも死地を潜り抜けた戦友だからな」


まあその時の俺は7歳くらいだったからあんまり覚えてないけどな


「ってことは、イザベル市長が現役だったころを知ってるんですか?」


「ん、もちろんだ」


「今度その話聞かせてください!!」


へえ、珍しいな、イザベルのことを知りたがる奴がいたなんて


「じゃあ、いつか話してやるよ」


「やった!約束ですよ!」

























イザベル・ロンズデール

現在はバーンニド市役所の市長をやっているが、もともとは結構強い魔法使いだった。全属性の魔法はもちろん、なんなら古代に作られた魔法もいくつか使える。接近戦はそんなに強くない。頭がめっちゃいい。

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