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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第五章 フレーデルの街
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第九十二話 森の依頼I

 92話です。

 早朝、起きて、階段を下りて用を足しに向かう。

「おはようございます」

女将さんはもう朝ごはんの準備を始めていた。

「おっ、早いね」

俺は済ませることを済ませて、部屋に戻った。


 今日はギルドに行って、何か依頼を受ける予定だ。

もちろん昨日のうちに3人にも伝えた。

だけど、3人とも気持ちよさそうに布団でぐっすり。俺はこれから3人を起こさなければならない。

「おきろー!」

俺はいつもと同じように起こす。これももう慣れたものだ。


 「ふわー」と3人が起きたら俺は着替えをする女子たちの迷惑にならないように寮を出る。

俺がまた下に降りた時には女将さんは朝ごはんは作り終わっていて、同じ冒険者のガンバさんは支度を整えて、ハムサンドを食っていた。

冒険者の朝は早い、前世の漁師さんと同じくらい早かったりする。

それに比べてあの3人は寝ぼすけさんたちだ


 俺も女将さんにハムサンドをもらってかぶりついた。

「今日はどこに行くんだい?」

女将さんが俺に聞いて来た。

「まだ決まってないですけど、予定ではギルドの依頼を受けようと思っています」

俺が正直にそう答えると、女将さんは神妙な顔で俺に言った。

「依頼ということは森か草原だろうな。最近、町で変な噂を聞いたんだ」

そういうと女将さんはある冒険者から聞いたといううわさ話を語ってくれた。

「ある日その冒険者の一行はギルドからの薬草採取の依頼でもりにきていたそうだ。

森を進んでも、進んでも全く魔物が出てこないから冒険者一行は運がついてるって思って森を吸うんだそうだ。でも、いくら進んでも薬草は見当たらないし、魔物も見当たらない。

 

 それで、何か変だと感じ取ったリーダーの男は一度街に戻ろうと提案したそうだ。

でも、仲間が『ここまで来て何を怖がることがある』と言い、さらに奥に進んだ。

奥に進んだタイミングでパーティのヒーラーが悲鳴を上げたんだ。

女は『あそこに・・』と言って、地面に尻もちをついてしまった。

その後は訳も分からずに気絶させられ、目が覚めた時には無一文でみぐるみもすべてはがされていた。

 って話だ。どうだ。おかしな話だろ。あんたたちも森に行くなら気を付けなよ」

「心配ありがとうございます。森に行くことがあったら気を付けたいと思います」

俺は礼をして、《収納》から適当な肉を取り出した。

「いい話が聞けたのでこれをどうか受け取ってください」

「おっ、いいのかじゃあ今日の晩御飯に使わせてもらうよ」


 俺が女将さんと話していると女子3人も着替えを済ませて降りてきた。

「「「おはようございます」」」

酒場という男くさい場所にまだ声変わりのしてないあどけなさの残る声が響いた。

女将さんは「朝ごはんだよ」ってハムサンドを渡す。

「「「ありがとうございます」」」


 ハムサンドを食べ終わたエリーナ達は「ごちそうさまでした」って言った。

エリーナは

「さあ、うさちゃん行こう!」

って、俺に言った。

俺は肯き、ギルドまで歩いて行った。


 ギルドにはたくさんの冒険者が依頼書を選んでいた。

俺たちは依頼書が貼っている掲示板の前まで来た

「これとかどう? 報酬も良いと思うけどー」

エリーナの視線の先の依頼書を見る。

「アルミラージの討伐? ゲッ、これSランクの依頼じゃないか。こんな受けられないよ。」

マニラが諭すように

「私たちはBランクだから受けれるのはAまでだねー。まあ、受けれるようになってもSランクの依頼なんて多くのAチームが集まってやっと達成できるかどうかのレベルだけどね」

と言いながら、「これとか」ってAランクの依頼書を持ってきてくれた。

マニラの手に有ったのは『森林ノ謎解明ヲ求ム』って書かれた依頼書だった。


 これって・・ 例の奴なんじゃないかなぁ。

俺はそう思っても口に出さず受付に向かった。

「これを願いします」

マニラが受付の人に依頼書を出すと受付のお兄さんはため息をついた。

「えーと、冒険者ランクは?」

「4人ともBランクです」

「はい。なら、受ける条件はクリアしていますがー、説明をしときますか」

そういうとお兄さんはだるそうに説明を始めた。

「えーとですね。噂には聞いてると思いますがー、この依頼は少し特殊なんですよ」

やっぱり・・

「まず初めに薬草狩りに行ったCランクパーティが何者かにみぐるみをはがされましたぁー。そこでギルドはBランクパーティを調査に出しましたがぁー、結果は同じで何もわかりませんでした。次なる手段としてAランクパーティを派遣しましたがー、それも失敗です。なのでSランクに依頼を変えようかって話も出てたんですけどー。

 この話を聞いてもやります?」


 予想通り過ぎるというか、この展開が読めてた。

「マニラどうする?」

「私は初めから行くと決めていたので絶対に行きますよ」

マニラはむきになってるって誰が見てもわかるような感じだ。

多分、エリーナに意気揚々とマウントを取っちゃたから引くに引けないんだろうな・・


 もし、この依頼受けて失敗したら成功報酬の3分の1の違約金を払わなければいけない・・

それを考えるとなぁー。


 


 

 読んでくれてありがとうございます。

次話も読んでもらえると嬉しいです。

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