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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第五章 フレーデルの街
89/135

第八十七話 フレーデルに着いて!?

 87話です

 この街の情報を知るためにギルドに向かった。

「こんにちは」

俺たちはあいさつをしてギルドの扉を開けた。

ギルドの建物は街ごとに違うみたいで、前のシャリキアは石造りだったけど、ここは木製の建物でところどころに修理した跡が見られる。明らかにごろつきの酒場みたいな感じだ。

「受付に早く行こうよ!」

俺が建物を見てたらエリーナに腕を引っ張られた。


 受付にはショートカットのお姉さんがいた。

受付さんの服装はみんな同じみたいでここでもメイド服だった。

「すいませーん!!」

と、エリーナは言って

「私たち今日ここに着いた冒険者なんですけど、おすすめの宿とか教えてもらえませんか?」

と受付で聞いた。

「わかりました」

お姉さんは後ろから街の地図を持ってきて説明してくれた。

「この中央が領主の館で底を囲むように商人や騎士の家が、その外には平民の下町が広がっています。そのため、下町でも中央寄りの宿は高級で下町のはずれの宿は安泊です。冒険者ランクを教えてもらえますか?」

「私たちはBランクです」

とキラが答えた。

「そうですか、ならこの『フレックの宿』とかどうですか?」

「ふ、フレック?」

 お姉さんは宿を提案してくれたが俺は思わずフレックという単語に反応してしまった。

「はい、フレックさんの宿です。うちとも定期的に付き合いがあるんです」


 「ここにする?」

エリーナが俺らに聞いて来た。

「俺はいいと思うけど」

「私もそう思う」

「私も・・」

俺もキラもマニラもここでいいと思った。

エリーナも同じで「ここにします」とお姉さんの目を見て伝えた。


「わかりました。では招待券を書きますね」

お姉さんは少し待ってくださいというと、紙とペンを持ってきて手書きの招待券を書いてくれた。

俺たちはお礼を言って受け取ると、無くさないように《収納》にしまって、ギルドを出た。


 



 「いらっしゃい」

俺たちが『フレックの宿』に入ると中から声が飛んできた。

「新しい顔だねー? どうしたんだい?」

フレックさんはザ・優しい女将さんだ。

「いい人そうで良かった」

とエリーナも小声で俺に言った。

「ギルドにお勧めされてきたんですけど、今日からこの宿に泊まることってできますか?」

女将さんは部屋の空き状況を確認してから、大丈夫だと伝えてくれた。

「じゃあ、今日からここに泊まらせてもらえますか?」

「あいよー。何日ぐらい止まるんだい?」

「長い間、泊まるつもりなので、とりあえず1週間分お願いします」

女将さんは1週間分も一気に払って大丈夫かい?と心配していたが、俺は料金表通りの値段を渡した。

「あんたお金持ちだね」

女将さんは明らかに新人冒険者の俺たちがたくさんお金を持っていてびっくりしてた。


 俺たちは女将さんの娘によって得屋に案内された。

「フレックの娘のクレアです。お部屋まで案内しますね」

俺たちは1階の酒場から階段を上り、2階に上がった。

流石に昼なので酒を飲んでいる人はいなかったけど、「夜になるとすごいから未成年のお姉さんたちは部屋にこもってた方がいいよ」と忠告された。

「何かあったら私か母に言ってくください」

「ありがとう」 

と俺たちは礼を言って部屋に入って荷物を置いた。

おいておく荷物と《収納》に入れておく荷物に分けておくと意外と置くものもなく、晩御飯までの時間が余ってしまった。


 「どうする?」

俺はエリーナに聞いた。

「ダンジョンに行きたいところだけどさすがにうさちゃんの魔力が少ない時には危ないよね?」

「うん。そうだなあ」

「だったら、宿では朝と晩しかご飯が出ないんですから昼ごはんの食材を買いに行きませんか?」

マニラがそう提案してきた。

俺も確かにいい案だと思い、俺たちは部屋を下りて1階に降りた。


 マニラが女将さんにお勧めの食材を買うところを聞いたところ、

「私たちがいつも使ってる。『クモの耳』はどう? あそこなら大抵何でもそろっってるよ」

と教えてもらった。だから俺たちは『クモの耳』というお店名の場所を聞いてそこに向かって歩いていくことにした。


 歩いていく理由はたくさんあるけど、一番は土地勘を得ること―エリーナだけは屋台で立ち食いがしたい―だ。

「あれ、食べよう」、「おいしそうだね」そんなエリーナの要望に全部答えていたら時間なんて足りなくなってしまう。

俺はそのことを伝え、でも一個、焼き棒を買って『クモの耳』に着いた。


 「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」

未亡人のような独特な雰囲気を醸しだす女性がそこで働いていた。

「フレックさんに薦められてここに来たんですけど、冒険者に向いてる食材とかありますか?」

彼女は少し考えてから答えを導き出したように

「えーと、冒険者向きかはわかりませんが、保存が効いたり、味の強い物ならありますよ」

と棚に案内してくれた。

料理上手なキラは見たことない食材に目を輝かせていた。

「キラ、欲しいのあったら言ってくれよな。何でも買ってやるから」

「あれ? 私の時は1っこしかかってくれなかったのに!? ずるーい!!」

エリーナが冗談で子供みたいにすねる。

「うん。必要なものと不必要なものは見極めないとね」

俺もあえて子供みたいな屁理屈を言う。


 




 読んでくれてありがとうございます

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