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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第二章 学園生活はとってもハード!?
74/135

第七十二話 学術会での出来事2

 読んでみてください

72話です

 瓶底メガネの似合う細身の白衣男性は壇上に入った。

猫背で壇上に上がっていく姿は自己紹介で自信がない子の前に出る出方だった。

「わ、私の発表はですね。人形の自動運用です」

「人形の自動運用なら今でもあるぞ!」

どこからかそんなヤジが飛んできた。

「は、はい・・確かにそうなんですが・・私のは違うので。最後まで聞いてもらってもいいですかぁ」

緊張して声が所々裏返ってしまっている。

「私の魔法はメイド型のゴーレムです」

『メイド』って異世界にもヲタクは存在してたんだな・・

「このゴーレムは、体の場所ごとに魔法陣を書いて制御しています」


 この後も説明が続いた。

脳みその部分には魔法陣が図鑑並みに入っていて制御しているとか。目に部分の魔法陣はーーとか。とにかく専門的な話で俺にはさっぱりだった。

俺にはわからない事でも長年評議員をやってる爺さんたちにはわかるみたいで質問タイムには、さらに専門的な会話が飛び交っていた。


 俺は、前の3人からこの評議会の特徴がつかめてきていた。

発表タイムでは、「前例のあることはそのままでは認められない」「独自性」が大事にされる。

しかしここまでは序の口だ。問題はより専門的な会話になる質問タイムでしっかりこたえられるようにすることだ。

 

 ジンギ―の身内だからって手加減してくれるようには思えない。

評議会の爺さんもおばあさんもみんな公正な目で見てくる。

俺の研究なんて前の2人に比べたら、30分程度で作ったものだ。同じクオリティができるわけないと思っている。だからこそ、

最善を尽くしてここで認められようと気合が入る。


 俺は壇上に上がり、深く礼をした。

目の前には何十人もの傍聴人と評議員がいる。

「俺は、国立シャリキア学校のウサです」

俺の声が広い会場に反響する。

「今回発表するのは『メテオ』という新魔法についてです。

『新魔法』という単語を聞いて、興味を示したのか評議員たちの声が上がる。

 俺は興味を示してくれた評議員に新魔法『メテオ』の効果、発生の仕方、必要平均魔力について説明した。

 俺も『メテオ』の魔法についてあまり詳しいことは知らなかったから、何回も撃って試すことで特徴をつかんでいった。撃つのも平原では損傷が大きいから、深い湖でボチャンボチャンとメテオを落として調べた。


 俺の発表タイムは何とか終わった。しかし、これからが本番だ。

質問タイムは予想通り専門的なものが投げかけられた。

「メテオは魔法は『火の魔法』と『土の魔法』を使われるとおっしゃりましたが、それはつまりその年でどちらも上級の域に達しているということですか?」

メガネをかけた評議員の女性に聞かれた。

「はい、上級まで習得しております」

多分、彼女の効きたいことはどうやって習得したか?が知りたいのだろう。この都市で上級を覚えているのは変だからな。

「どなたがお師匠で?」

ほら、やっぱり! 彼女は俺に魔法の師匠を聞いて来た。俺は

「ジンギー様が師匠です」

ときっぱり答えた。


「「おおぉーー」」

会場には納得の声が上がった。

「お答えありがとうございます」

彼女はそう言って、席に座った。


「わしからも質問いいか?」

その声の主に会場の視線が集まる。

手をあげたのはジンギ―だった。

「もちろんです、師匠」

俺は口ではそういったものの心の中で「なんでお前が質問してんだよ!」と突っ込みを入れていた。

「メテオ魔法の具体的な使用方法を教えてくれ?」

間抜けな師匠から出たものとは思えないまっとうな質問が飛んできた。

たしかにこの魔法は当たるのは遅いし、威力は高すぎるから使いどころが限られているんだよな

しかし、使い道はある。

「使い方は3種類あります。1つ目は鳥系の魔法に当てることです。威力は大きくありませんが確実に当てることができるのでお勧めです。2つ目は大群の魔物の進行を予測したり、誘い込んだりして攻撃を充てることができると思います。3つ目は前に飛ばして打つ方法です」

「なるほど、そんな使い方が・・十分実用的な使い方が分かったのじゃ。ありがとう」

なんとか問題のジンギ―も席に着かせることができた。


 その後も、質問はたくさん出されたが、全部想定してきたものや、その応用だったりしたので簡単に答えられた。


 司会進行のお姉さんは俺たち発表する3人に待つように言った。

評議員の人たちは誰の意見が良かったか?や合格点に達しているか?とか話あって決めてるみたいだった。5分くらい話すと、代表のおじいさんが壇上に上がった。

「詳しく様々なことを話し合った結果、今回の合格者はここにいる全員だ」

俺はほっとした。他の2人は何年も研究したことだったが、俺のは30分だ。追加で調査をしたとはいえ、それでもそんな2人と同じで合格できてうれしかった。


 でも、発表会って生まれて2年の従魔がすることじゃないよね・・

 読んでくれてありがとうございます。

次回の話をも楽しみにして待っていてください!!

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