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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第二章 学園生活はとってもハード!?
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第五十三話 魔の行間休みがやってきた!?

53話です。

読んでもらって、少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。

 魔の行間休みがやって来た。

俺はすぐさま教室を飛び出して、誰もいなさそうな校舎の端の廊下に向かった。

別にいじめられているわけでもないのにこんなことするのが途中でばからしくなってきたが、さっきのホーセルの不気味なほどの熱量を思い出すとやっぱり、逃げてきて正解だと思った。


 トットットと足音が聞こえてきた。ホーセルに教室を出るところは見られてないと思うから、多分他の人だと思う。大丈夫だと思うけど、俺は念のため『透明化インビジブル』を使った。

限りなく体から発する音を少なくし、待機する。

やって来たのはホーセルではなかった。


 身長は小柄で、きれいな白色の髪の毛が長く、お目目がくりっとした愛らしい女の子だった。

「ふー、ここまでくれば安心だろう。にしてもあいつなんであんなひどいことを僕にするんだろう・・」

この女の子、もしかしていじめられてるのか? 俺はまだ、透明化を解除せずに様子をうかがっていた。

こんなかわいい子がいじめられるってどういうことなんだろう。

女の子が俺の居る奥の方に来ようとしたので、俺は一歩下がった。が、

「ガシャン」

後ろに置いてあったバケツに気づかづこぼしてしまった。

キュウに倒れたバケツを見た女の子は泣き出してしまった。

「うえーーん」


 俺がどうしようかあたふたしていると、遠くでこの女の子の事を言いているであろう悪口が聞こえてきた。

見つかったら大変だ。俺はやむを得ず、透明化を解除して姿を現した。

しかし、女の子は急に俺が出てきてびっくりしたのか、俺が出てきた瞬間、悲鳴を上げて気絶してしまった。

 俺はひとまずこのままでヤバいと思い、倒れた少女を抱きかかえて、『透明化インビジブル』を再度使用した。


 いじめっ子の足音が近づいて来たから、息をひそめる。

「あれ、あいつこっちの方に逃げて行ったはずなんだけどな」

いじめっ子がすぐ目の前までくるが、透明化の魔法が効いているのでばれずに済んだ。

 俺はいじめっ子の足音が遠ざかったところで、女の子を起こした。


「おい、大丈夫か!?」

俺は耳元で大きな声をださないように気を付けながら、そう声をかけた。

「ふわぁ・・・・って、だ、誰!?」

女の子が目を覚ました。

「俺はウサっていうんだけど、君は?」

今度は驚かせないようにできるだけ優しく声をかけた。

「ぼ、僕は、カミーユって言います。クラスはAです。ウサさんってあの有名なウサさんですか?」

エリーナと同じくらい大きな瞳をぱっちりと輝かせて聞いてくる彼女は愛らしかった。

「有名なウサさんってどういうこと? 俺そんな有名なの?」

そもそも、俺が他のクラスの人に知られてるってどういうことだ? 前世ではいつも一人で海にいたし、他の奴ら解いても楽しくなかったから一人だった。だから、もちろん一人バッチで隣のクラスの奴は俺の存在すら知らないようだったと思う。田舎なのにだ。


「ウサさんは有名です。確かエリーナさんの従魔なんですよね。従魔なのにとても強くて、賢いって有名です

俺のうわさはそんなに広がってたんだ。

「なんでも今では学年1の秀才だとか」

カミーユはキラキラした目をより一層輝かせて少し興奮気味に早口で話してきた。

「今では僕のあこがれでーかっこよくてー、って僕言っちゃいけないところまで言っちゃったー」 

焦って顔を真っ赤にしてキャッキャッ言ってるのは可愛いらしかった。

「はぁ、僕ってもう、あーーー。」


 落ち着いたところで、俺が話しかける。

「カミーユはどうしてこんなんところに来たの?」

「恥ずかしながら、僕はクラスのみんないいじめられてて逃げてきたんだけど・・

ウサさんはどうして??」

「俺もクラスの奴から逃げてきたんだよ。とはいっても俺のはいじめと少し訳が違うんだけどな」


 俺たちは行間休みの20分間を身の上の話をを語り合った。2人ともお互いに似たところがあって、何かあったら、互いの部屋に隠れてもいいという約束もして仲良くなれた。

予冷が鳴ったので教室に戻ることになった

「じゃあ、また後でな」

「う、うん」

俺はそう言うと、手を振って教室に戻った。

何だか心の内を人に話ことで少し楽になった気がする。


 ホーセルが教室に行くと待ち構えていた。エリーナは奥の方の教室の席で不安そうにこちらをうかがっていた。俺はエリーナを守るためにやって来たのにエリーナを不安がらせていたらダメじゃないか。

ホーセルは明らかにおかしいが、向こうは好意的なんだ。何とか話せば何とかなるだろう。

「ウサ君、どこ行ってたの。僕君に何か悪いことしたかい?」

「ホーセル君、君は別に悪いことはしてないよ。ただ用事があってね。ごめんよ」

俺はきょどりながらも何とか頭の中に浮かんだ言葉をつなぎ合わせて話した。

「良かったー。僕が悪いことをしたのかと思って心配だったんだよ」

「それで、僕の盾になるって話だけど、僕は強いから君の力は必要ないよ。でも、そういった話は初めてだったからうれしかったし、ありがとう」

 

 これで、この件もかたづくだろう。俺にはこれ以上、うまくできないし・・

後はホーセルの返事しだいだ・・・・


 



 読んでくれてありがとうございます。まだ、稚拙な文章ですが、これからもよろしくお願いします。

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