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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第二章 学園生活はとってもハード!?
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第五十話 冬になって・・・

ついに50話です。

これからも投稿頑張ります。

 俺たちが入学した秋も終わり、季節はいつの間にか冬になっていた。

この地方でも雪が降るみたいだ。

エリーナの故郷でも冬には雪が降っていた。俺とエリーナとチル君で雪の中でかくれんぼをしてたなー。俺は、(ウサギの時)体が白いから雪と同化して全く見つからなくて、それで鬼のチル君が探すのが大変そうだった。


 学校のチームでギルドの討伐を受けに行ったりして、お金をたくさん稼いだり、それでいろんなものを買ったり、さらに新しい魔法が作れるなど充実した秋だった。このいい調子のまま3年間学校に通って、無事、卒業できるといいな。


 今年の冬には、授業の一環としてスケートをしに少し北の所に行って、学ぶ(遊ぶ)みたいだ。

俺の前世は海街だったけど、車に乗って1,2時間で着くスケート場に何度か行ったことがるので、一応は人並みに滑れる。

エリーナは、多分滑ったことがないはずだ。故郷は雪は降るけど、池が凍ってたりしないし、この世界にスケート場なんてものは存在しないと思うからな。

まあ、エリーナならどんなものでも初めからうまくいくと思うけどな。


 

「・・・・よって、答えは3となる。みんな分かったか?」

今はステームの数学の時間だ。俺は基本的に数学の時間は簡単にわかるし、一応耳で聞いてはいるけれど、頭では、新しい魔法の案を考え・・・・考えようとしている。

正直、たいして有効な魔法が思いつかなくて、この秋新しい魔法どころか、魔法の案を思いつくこともなかった。

「おい、ウサ聞いているのか―? この問題の答え分かるか?」

 俺はいつの間にか、ウサと呼ばれるようになっていた。最初はダラム先生が言い始めて、他の生徒もだ。エリーナとかはうさちゃんって呼んだりしてるけどね。

数学の問題は簡単だ。

「はい。えーと、その問題の答えは57だと思います」

俺は黒板の問題を見て、すぐに答えた。クラスのみんなは俺がすぐ答えるからびっくりしていた。ホーセルは俺もわかったけどお前に譲りました、みたいな顔してた。

先生も話を聞いていなかったと思っていた生徒がすぐに答えたから、面食らってた。


 1週間、2週間とそんなことが続き、俺はしっかり勉強もできる『従魔』という認識がみんなの中で出来上がってきたころ、それは起こった。

授業中の事だ。俺が少し難しい問題を答えたら、ホーセルが急に立ち上がってきた。何事かとみんなの視線がホーセルに集まるがそれに構わず言った。

『従魔』のくせに『魔物』のくせにこんなに問題が分かるわけない。エリーナが答えを教えてるんだ。とかいう言いがかりだった。


 俺だって、エリーナだってそんなことするわけないし、クラスのみんなもそう思っていたから、大半の生徒はポカーン、先生もポカーンとしていた。

唯一ホーセルの取り巻きのサントラだけは「そうですわ」と賛同していた。

こいつらの頭の中どうなってるんだよ。

 

 ホーセルは普段から、性格は悪いけど、頭はいいイメージがみんなの中で有った。それをホーセル自身も分かっていたからホーセルは気持ちが良かったんだと思う。でも、俺がそれを普通に抜いてしまってホーセルはただの「従魔」である俺に学力で抜かれて、プライドが傷ついたのだろう。

多分、普段クラスの順位が低いサントラもそんな感じだ。


 俺があきれてる中でも、ホーセルは律義にしゃべっていたらしく、俺が全く興味を示してないことが分かったみたいで、

「聞いているのか!? 僕の話を!!」

と怒鳴ってこっちに向かってきた。

俺が何か言っても多分聞く耳を持ってくれないだろうしと、悩んでいたら、ステーム先生が

「では、今日の放課後に先生が問題を用意するので、それを二人で解いたら、いいですか? もちろんカンニング防止のため、魔法の流れを遮断する魔術練習場の中で行います。これなら念話がつながることもありませんし、問題はありません。2人ともいいですか?」

ここで引いたら、俺が勉強を分からないことになる。今日はエリーナとマニラと買い物の予定があったけど、仕方ない。

「いいですよ」

と答えた。

「ホーセル君もいいですか?」

「あー。だが、もしそいつが点数が俺より低かったら、不正を認めろよ」

安い挑発に簡単に乗るわけにはいかない。ここは俺は大人になって、

「わかりました」

とだけ言った。

「絶対、絶対、絶対だからな!!」

ホーセルはそう言うと静かに席に着いた 。


 全くこんなことを授業中にやったらほかの生徒に迷惑になるのにわからないかなー。

放課後のテストがあるから、エリーナとマニラとはショッピングできなくなるし、最悪だ。

恨むべし、ホーセル。



 


 読んでくれてありがとうございます。

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