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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第二章 学園生活はとってもハード!?
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第四十九話 晩御飯に間に合え!?

 俺は先生に声をかけ、ゴブリンの討伐の報告に向かうところだった。

報告はいつもの冒険者ギルドで受け付けてくれるらしい。というかそこでしか、魔物の回収をやってくれていない。

みんながとった魔物は先生が学校の名義で提出して、報酬は学校の設備などにお金を回すらしい。

俺が付いていくのは、俺が《収納》でしまっているから、ゴブリンを生で提出するためだ。

普通は『魔法袋(マジックバック)』みたいな収納ができるアイテムがないと、そのモンスターの指定された部分を取って、体は火で燃やしてしまう。だけど、俺はオリジナルの魔法の《収納》でしまうことができるから、ゴブリンをそのまま提出する。

素材になって、お金がもらえるからだ。


 冒険者でも、『魔法袋(マジックバック)』を持っている人は少ないし、とても高価なので本当に限られた人しか持てないものだ。しかし、冒険者も時には魔物をそのまま提出するときがある。

それは素材が高価で貴重な魔物の時だ。

荷車かなんかを1度取りに帰ってから、運ぶことで、ギルドに提出できる。

ちなみに荷車はギルドでもレンタル可能だそうだ。


 今回は、ゴブリンで比較的素材も安いので、指定部位の左耳だけ切り取って提出した生徒が多いようだ。

先生は4つの麻袋に入ったゴブリンの耳を持っていた。

「それにしてもお前、いつ『魔法の袋(マジックバック)』なんて手に入れたんだ?」

ギルドに行く道すがら、先生がそんなこと話しかけてきた。

魔法の袋(マジックバック)』なんて俺は持っていないから、どうやって手に入れたもないんだけどな。だって持ってないんだもの。

「先生、俺は『魔法の袋(マジックバック)』なんて高価なものは持ってないですよ!」

「そうなのか、お前、持ってないのかー。って、おい! なら、どうやってゴブリンの耳を持ってきてるんだよ」

「俺は、『魔法』を使って持ってきてますよ」

「ん? 『魔法』ってどういうことなんだ」

「自分で《収納》っていうなんでもしまえる魔法を作ったんです」

「魔法はやっぱり便利だよなー」

「先生、《収納》の魔法、気になりますか? 何かと取引でなら、教えても・・」

俺は先生を少し挑発的に取引に誘ってみる。もし、これで先生が乗ってきてくれたら、この世界の情報を何かしら引き出してこの世界について知ることが増えるといいなぐらいの気持ちだ。

「いや、気にならん――そうだ。先生が生徒に何か聞くなんて――うん。気にならんぞ」

うわー。これ、めっちゃ気になってるけどプライドが邪魔して言えないやつだ。

こっちから先生に取引を本腰容れて持ち掛けてもいいけど、先生から言ってきたタイミングで、やった方がいいだろう。

「そうですかー。なら、この話は無ということでー。」

「あーそうだ。おっと、もう着くぞ。」


 変な雑談をしていたら、いつの間にか、冒険者ギルドについていたみたいだ。

「こんにちはー」

俺が入ると、いつもの受付さんがこっちに気づいてくれた。けど、普段と違って、隣におじさんがいることに気づいたみたいだ。

受付の方にそのまま向かうと思っていた俺だったが、なんと、ダラム先生は2階のギルド室にそのまま向かった。この人ちゃんとアポとか取ってるのかな。

ダラムが非難されるのは自業自得だけど、俺まで巻き添え食らったらたまったもんじゃないんだけど。


 ダラム先生は2階のギルド室の扉を開けた。そこにはガタイのいいおじさんがいた。

「お久しぶりです」

そうダラム先生に話しかけたのは、ギルド長だと思われる人物だった。

何で、「ギルド長だと思われる人物」かって? だって俺ギルド長のこと知らないからね。


「久しぶりだな。ダラム。お前が引退して教員になると言った時は大丈夫かと焦ったものだけど、しっかりと先生をやってるみたいだな。今日は何をしに来たのだ?」

この2人結構仲はいいみたいだ。

「あー。今日は学校で討伐したゴブリンの引き取りと報酬金、それとゴブリンの集落を1つ潰したことの報告に来たんだ。お願いできるか?」

「別にいいとも、この後受付の奴にお願いしておくから、下で少し待っていてくれ。ダラム頑張るんだぞ。あとそこの少年もな。」


 そのあと、1度1階に戻った後、少し待ったら、受付の人が来て、ゴブリンを裏の倉庫で渡して、お金をもらった。ダラム先生はこのあと街でいろいろ買いこんでくるそうで、俺は先に一人で、寮に帰った。

ちなみにいろんな人に見られるから、帰りは《透明化(インビジブル)》を使って家に帰った。


「ただいまー」

と、俺は自分の寮の扉を大きく開ける。

「「おかえりー」」

と部屋から声がかかってくる。

何とか晩御飯は食べれそうだなー。

「そろそろご飯だし、皆行くー?」

俺はそうエリーナとマニラに聞く。

「うん!」


 俺たちは3人で、食堂に向かった。

久しぶりに3人でのご飯なので二人はもちろん俺も楽しみだ。ここ最近はチームで食べることが多かったからな。大人数で食べるのもいいけど、こういうのもいいよなー。


 俺は適当にご飯をよそった。マニラも結構、判断が早い方なのでもう決まったみたいだ。だけど、エリーナは遅い。とにかくこういうのでは迷いに迷うんだよなーエリーナは・・

時間かかりそうだな―・・・・・・






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