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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第一章 可愛いだけで生きていけない!?
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第五話 家庭教師登場!

第五話です!

だんだん主人公やエリーナの口調が決まってきました。


 俺は転生してから、3日目の朝を迎えた。

朝食を済ませて少し時間がたったころに急に玄関の扉のドアノックがたたかれた。

「エリーナお嬢様。魔術家庭教師のジンギ―じゃ。はよ、ドアを開けてくれんかー!」

かなり年のいってそうな声なのに張りがあって元気がある。そんなおじいさんの声だった。


 これは後でジンギ―から聞いた話だが、

『この世界の魔術は、何とかできないことを、何とかしようと考えた、そんな人々が神に祈り生み出した。人が使える火ともう一つの魔法を神が与えた。』

そんなものらしい。


「今行きますから」

エリーナの母さんが大慌てで、エプロンをとって迎えに行った。

ドアを開けて出てきたのは、ザ・賢者という感じの人を老人にしてみたような貫禄のある爺さんだった。

「おーエリーナよ。 従魔の召喚はできたようだの。よく出来たのう。この白っこいのはホワイトラビットか。」

「うん! うさちゃんっていうの」

「じゃあ、今日はうさちゃんと頭の中で話すための念話というもんを教えてやろう。すこーし難しいかもしれんが頑張るのじゃぞ」

「やったー」

ジンギ―の話し方は不思議と妙に引き込まれるくらいの魅力を感じられる。そんな優しい声だ。


 ジンギーの念話レッスンが始まった。

「エリーナ。 まずはのう、うさちゃんと契約した時の感覚を思い出すんだ。」

・・・・・・

「うーんとね、できた!」

「そしたらのう、次はうさちゃんと体の奥のほうでつながっている《回廊(つながり)》から自分の伝えたイメージを流し込むんじゃ」

「うーん・・・・・」

がんばれ! エリーナ

『うさちゃん、こんにちは!』

俺も何か返さないとな。えっと、《回廊(つながり)》をイメージして返事と。

・・・・・・

『エリーナちゃん、こんにちは』

「できた! ししょーできたよ!」

「本当か!?」

「うんだって、『エリーナちゃん、こんにちは』ってうさちゃんが言ったもん」

「良くやったな、エリーナ。念話は成功じゃ。従魔が返事をしてくれたか。ほかに何か言っておったか?」

「ううん」

「そうか、この後は従魔と少ししゃべって念話を上達させるのじゃ」

「りょーかいです。ししょー」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


エ「うさちゃんの好きな食べ物は何ですか?」

う「にんじんだよ。エリーナちゃんは何が好きなんだ?」

エ「うーんとね。お肉! じゃあー好きな色は?」

う「白だよ。エリーナちゃんは何色が好き?」

エ「白だよー。一緒だねー。えへへへー この前スライムと戦った時怖くなかったの?」

う「そりゃあ、もちろん怖かったよ! 急にお願いとかびっくりだよ!」

エ「ごめんねー。でもありがとう!」

  くそ可愛すぎるよ。エリーナちゃんは!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「エリーナそろそろスムーズにできるようになったか?」

ジンギ―師匠が頃合いを見て話しかける。

「うん!」

「じゃあ次は従魔の魔法適性を見てみようか。その前にエリーナ、魔法の基本属性は何だったか覚えておるか?」

「うん!」

「では、従魔に教えってやってくれ」

「りょーかい。ししょー」


エリーナは得意げに答え出した。

『うさちゃん、魔法はね5つの基本属性があってね。

1つ目が火の魔法。火の魔法は火を出したり、飛ばしたりできるの!

2つ目は水の魔法。水の魔法も出したり、飛ばしたりできるんだけど、ウォータヒールっていう回復魔法もあるの

3つ目は風の魔法。風の魔法は風を操ったり、風を出したりできるの

4つ目は土の魔法。土の魔法は石を飛ばしたり、地面の形を変えさせて相手を動けなくさせるの

最後の五つ目は草の魔法。木やお花を咲かせたり、しょくぶつをあやつって攻撃するの』

『エリーナちゃん。教えてくれてありがとう』

『どういたしまして!』

そういうとエリーナはただでさえ大きい瞳をより一層おおきくして笑顔になった。


「ししょー、うまく伝えられたよ!」

「よかったのじゃ、ではエリーナよ、わしが今から出す魔水晶にふれさせてみてくれ」


『うさちゃん、ししょーの出した丸い魔水晶を触ってくれる?』

『わかったよ、エリーナちゃんあれに触ればいいんだね』


 俺は恐る恐るも魔水晶に触ってみた。

どうかどうか魔法の才能が有りますように

俺が魔水晶に触れると魔水晶が七色に光りだした。

赤、青、水色 茶色、緑色、金色、紫色交互に光る。

「なに!? どういうことじゃ!? 基本属性5つだけでなく特殊属性2つも才能ありだとこんなの元賢者の儂と現賢者、勇者くらいのものじゃないか。なんということだ!」

っていうかこのおじいさん本当に元賢者だったのか。

「ししょー。たくさん光っているけど、大丈夫なの?」

不安げにエリーナが聞いたので、ほうけていたジンギ―師匠が焦って、答えた。

「もちろん大丈夫ではあるが。エリーナよ、触るのはもういいと伝えてくれないか」



『ししょーがもう触らなくていいって』

『おっ、もう終わったのか。わかった離すよ』

魔水晶に夢中になっていた俺は、エリーナの念話の声で前足を魔水晶から離した。


「いいか、エリーナ。このウサギの従魔はなぁ、魔法適性はなぁ・・・・・すべてありだ!

 普通3人に2人が魔法適性を持っていて半分の人が1つであとは2つとかたまに3つとかなのに対して、こやつは全てじゃ」

うん?今魔法適性すべてありって言ったか? 普通1、2個なのにとも言ってたけど?


・・・・・・俺、魔法適性すべてあるの!?





読んでくれてありがとうございます。

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