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うさちゃんに転生!?  作者: ほーほー
第二章 学園生活はとってもハード!?
48/135

第四十六話 演習授業開始!?

45話です

「それではスタート!!」

ダラム先生のその一言でみんなが他のチームと被らないように急いで移動を開始する。

俺は《巨大化(ビッグラビット)》を使えば人を乗せることもできるが、定員は2名までなので却下だ。

俺たちは自分の足で走る。


 今回の演習で行けるのは、この森の浅いところまでで、あまり深いところまではいってはならないことになってる。それはもちろん、深いところに行けばそれだけ強い魔物がうじゃうじゃ湧いて出てくるからだ。

そんなところにいれば、1年生の僕たちはひとたまりもない。

「『多分俺たちのチームは大丈夫。』なんていう根拠のない自信が1番危ないんだぞ!」と何度も座学の時間に教えられた俺たちは、絶対に今日は浅いところで活動することになっている。


 俺たちはみんな強いから、2チームに分かれていいか? って先生に聞いたら、団体演習の意味を考えろって怒られた。だから、効率は落ちるけど、俺が《聞耳(ききみみ)》スキルを使って一番近いゴブリンの位置を知らせて、走って倒すを繰り返していた。

「はあ、はあ。疲れたー。まだ15時!? ふえええーー」

エリーナがさっきから走ってて疲れてきた。

もう疲れてきたのか―。

「はい、水」

俺はエリーナに水を出すと他のチームメイトにも水を渡した。皆ありがとうって言って受けっとてくれた。


 5分休憩したら、また走り出した。マーシュも

「ひええー」

とか騒いでいたけど、俺は気にせず走る。走る。


 そんな時、大量のゴブリンの声が聞こえてきた。この量は10人くらいのゴブリン?

いや、集落か!? かなりの足音の数だ。

「皆! ゴブリンの集落を発見した!」

「どうする?」

皆不安がっている。それもそのはずだ。ゴブリン自体は魔物ランクDのギルドが指定する最低ランクの強さだ。だが、その集落となると危険度が2段階上がり、ランクCもしくはB相当になる。


 俺、エリーナ、マニラはBランクの魔物は倒し方ことがあるが、他の二人は多分ない。

それに俺たち一体の個体として強い魔物は狩ったことがあるけど、集団戦はまだ、あまり経験していない。もし、ゴブリンの集落以外の不測の事態が起こると思うと、少し不安だ。

ここはいったん引き返して、先生に1度報告するのが多分正解かな。

「ここで、ゴブリンの集落を倒したら、多分俺たちの討伐数が1番多くなるだろう。

 でも、ここで戦って、もし、何か他の危険な事が起きたら大変だと思う。

 だから、一旦先生に報告しに行った方がいいと思う」

俺は、さっき冷静に判断したことを皆に伝えた。(本当に冷静だったかは自分でもわからないけど・・)


 このまま、戦って優勝したいけどなー。さすがに安全性を考えるとそこまでできないよな・・

「私もダラム先生の方に戻った方がいいと思う」

そういったのはエリーナだ。さすがエリーナ、冷静に物事が見れてる。

「私も」

これはマニラ。

「僕も1度帰るといいと思う」

シルフォ君も賛成してくれた。

これで、あとはマーシュだけだ。もちろん、マーシュが今すぐ行きたいって言っても多数決的にもう、1度帰るんだけど、一応意見は聞いておかないとな。


 マニラはずっと下を向いている。仲間の事や成績の事を天秤にかけてかなり悩んでくれているのか。

俺は感心した。マーシュなんていつも「ご飯」と「寝ること」しか考えていないんだと思っていた。

今までごめんな。

「うさちゃん、なんで黙ってるの?」

「おい、エリーナ、それはまだマーシュがどっちにしようか考えているからだろう!」

「なんで? マーシュ下向いて寝てるよ?」

下向いて寝てる、だと!? 

「エリーナ、本当に!?」

「見てみればわかるでしょ」

俺はマーシュの顔を下からのぞき込む。

・・・・こいつ、寝ていやがった・・・・ こっちが感心してたら、寝てるとは全くもってしてやられた。


「マーシュ、起きろー。って!?」

マーシュのよだれが俺の顔に降って来た。確かにのぞき込んでいた俺も悪かったと思う。でも、こいつ寝ながら俺に攻撃してきやがった。

腹が立つ。腹が立つけど、ここは我慢だ。

「俺がマーシュを連れて、最初の平原の所に皆もついてきてついてきて」

俺は寝ているマーシュを《巨大化(ビッグラビット)》状態で背中に乗せて運んで平原に戻った。


 なるべく早く戻りたかった。集落があるとどんどんゴブリンの数が増えるからだ。

そのためになるべく魔物の少ない道を通ることにした。くそー!! 耳では大量のゴブリンの足音や鳴き声が聞こえるのにな。このゴブリンたち倒していたら、かなり点数アップだっただろうに・・


 俺たちは急いで歩いて、最初の位置まで戻ってこれた。

「おう、速いな」

ダラム先生がこっちに気づいて、挨拶をしてくれてる。まだ、100mくらいあるのによく気付くよな。

「って、お前ら、顔が暗いじゃないか。何かあったのか?ってそこにいるのはマーシュじゃないか。

 マーシュがやられたのか?」

だから、100mあるのによく気付くよな。読みは外れてるけど。

「先生! マーシュさんは全然無事です!」

エリーナが班を代表して、マーシュが無事なことを伝えてくれた。

「おい、それならどうした?」

「途中でゴブリンの集落を見つけたんです」

「それでどうした?」

「それで、私たちだけだと危ないと思って、戻って来たんですけど」

「ゴブリンの集落かー」

先生はそう言うと少し考え込んだような顔した。

「なら、学生に任せてみてもいいか。俺は後ろで見ておくから、他の生徒も交えて、ゴブリン集落を20人で壊滅させてみろ!じゃあ、今から班員を集めるからな!」

先生はそう言うと、緊急招集用の黄色の狼煙を上げた。






 読んでくれてありがとうございます。

ブックマークのほどよろしくお願いします。


次回は作者の都合上、11/18に投稿する予定です。

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