第十六話 ある作戦とは、
16話です。
急いで書いたので誤字脱字が有ったらすいません
エリーナと俺は、堂々と街中を歩いていた。
「うさちゃん、この棒焼きおいしいね!」
『そうだな。それにしても俺たちが貴族ってばれていないみたい。』
棒焼きとは、肉が薄くスライスされたものを木の棒に巻き付けて焼いたもので、とっても美味しい。
貴族の状態だと、誘拐される恐れがあったそれなのにエリーナが大手を振って歩けるのは、秘密がある。
遡ること2時間前、俺がエリーナに伝えた作戦それは、町人の振りをすることだ。
エリーナから銀貨数枚をもらい俺はまず、1人で服屋に服を買いに行った。
いろんな店があって、エリーナに似合いそうな服が売っている店もあるけど、今回は町人の服だからあんまり高くない店で。この店なら、俺が入っても怒られないだろう。
『すみません。8歳くらいの子供が着る服を探しているんですけど』
「はーい。ってあれ? 誰もいないじゃないか」
『下です。白いウサギです!』
「ウサギって、わぁ! 魔物じゃないかい。」
ヤバい今このおばちゃんに人を呼ばれたら、服を買うどころか俺が討伐されて、ウサギの皮を使った服になってしまう。これじゃ、俺の買い食い計画どころじゃなくなってしまう
『待ってください! こっちにも事情があるんです。』
「なんだい事情って! 早くいかないと衛兵を呼ぶよ!」
『俺はとある貴族の娘の従魔なんですけど、その子が外で買い食いをすると、恰好が少し派手で、、』
「つまり、あんたはあれかい? ご主人様が誘拐された困るから私に服を売ってくれと」
『はい!』
「で? どんな服が欲しいんかい?」
『普通の町人の女の子が着ている服を1セットと何かローブをいただけませんか? 銀貨7枚以内で』
「あんた、うちにはローブなんて売ってないからほかの店に行くんだよ! で普通の服は・・・・
これでいいかい?」
『ありがとうございます。お金は首の所にかかっているのでそこから必要な分だけ取ってください』
俺は新しい服を首にかけてもらって、エリーナのいる宿屋に向かった。
『エリーナ洋服買ってきたぞ! ドアを開けてくれるか? 荷物持っててあけられないんだ!』
「うさちゃん、今行くよ。」
ドアがガチャンとなって俺の前にエリーナが現れた。
「洋服に早く着替えて、外に行こう!」
『うわー、わかったよ! 早く着替えようか!』
で、今に至る。
棒焼きを食べて、俺たちは、明日の受験会場となっているシャリキア学園を見に行くことにした。
『エリーナ、学園はどんなところだろうかな?』
「お父さんはとても大きいところだって言ってたよ。」
おれは、学園の前に来て驚いた。
遠めでもかなり大きい建物がいくつも建てられるのは分かっていたけど、前世の大学とかとおんなじくらいの大きさがある。
『明日ここでエリーナは受験することになるんだな。』
「うん! 何だかきんちょーしてきたよ。」
『エリーナはちゃんと勉強しきたから多分受かるよ!』
「うん! 明日は頑張らないとだね」
俺たちは、明日必要なものを少し買い足して、宿に向かった。
宿屋に着くと、女将さんと亭主らしき人が揉めていた。
「あんた! 今日、お客さんに出す、ご飯が足りないよ! どうするんだ全く。
もうこんな時間だから、店はみーんな閉まってるんだ。これじゃ買いにも行けないじゃないか!」
「お前が買いに行かないのが悪いじゃないか!」
「何言ってんだい。バカ、あんたが食材はあるかと聞いてもめんどくさがって、あるって答えたから買いに行かなかったんじゃないか!」
どうにかして二人が落ち着かせることはできないかな・・・・
「あのぉ。私が今からうさちゃんに森で魔物をとってきてもらいましょうか?」
「いいのかい? そりゃ助かるよ! あんたもこのお嬢さんにお礼を言い!」
「あ、ありがとうな。おじょうちゃん。」
おっ。エリーナが会話に入ってご主人たちのけんかを止めたぞすごいな!
うさちゃんに魔物を狩ってもらうのか。って! 俺が行くの
『きいてないんですけど! エリーナさん』
『だって、喧嘩はよくないことだって思ったんだもん・・』
『ああー。エリーナがしたことは間違ってないぞ。俺が、俺が、狩りをしに行けばいいだけだもんな』
俺は泣きそうなエリーナを何とか踏みとどまらせた。狩りに行くなら、女将さんにエリーナを見てやってもらわないとな。
『女将さん! お願いがあるんですけど』
「お前さん喋れるのかい! 私も長いことこの店を切り盛りしてるけど今まで喋れる魔物は見たことがないよ! オトマネドリを飼ってる人が来たときはあんたはそれ以上だねはそれ以上だね
それでお願いってのは何だい?」
『えーと。俺が狩りに行っている間、少しだけエリーナの面倒を見てもらってもいいですか?』
「なんだいそんなことかい! そんなことならお安い御用さ! 嬢ちゃん私と一緒にここで待っていようね」
「うん!」
よしこれでエリーナを預けられたし俺は狩りに行きますか。って狩場を聞いてなかった!
『女将さん! この辺でおいしい肉がいるのはどの辺ですか?』
「うーん。南の方にブラックバッファローが出るって有名だけど、あんたじゃ難しいだろう」
『大丈夫です。力には自信があるので!わかりました。南ですね! それでは行ってきます!』
俺は狩りをしに町の外、南に向かった。
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