第十三話 散歩
投稿に2日あきました。
昨日は今までの誤字を直していたので。
13話です。
俺は魔法の講習を受け終わった。いい時間だし、エリーナの部屋で休ませてもらおうかな。
外にずっといると、暑くて辛抱たまらんからな。
エリーナに、ここで休んでいいか聞かないとな。
『エリーナ、部屋で休んでもいいか?』
「いいよ。ねえ、今日二人で何をしてたの?」
『ああ、師匠と魔法の練習をしていたんだよ。』
「うさちゃん、何の魔法をやってきたの?」
何の魔法か? か
『えーと。水、火、風、土、草の全ての初級魔法を習得したんだ。』
「ぜ、全部!? 私だって半年で、やっと水魔法の初級魔法、ウォーターボール、ウォータヒールを覚えたのに!」
あっ、エリーナが半年かかったことを1日で終えてしまったから悔しくて涙目になっている。
慰めないとな。
『俺が特別なだけで、エリーナも半年はずいぶん早い方だって師匠が言ってたよ。だから大丈夫だよ。』
「うん。」
良かった。エリーナ泣かずに済んだ。
それにしても、魔法って半年でも早いっていうのに、1日で5つの基本魔法を覚えるのはヤバいことなんじゃないか?
「エリーナ、うさちゃんご飯ですよ~」
俺は、ご飯を食べて、ウサギ小屋に向かった。
明日はチルの手伝いでもしようかな。
エリーナは、ほぼ毎日来年の学校に向けて、予習をしているしな。
『(おやすみなさーい)』
翌朝、エリーナに外に行くと伝えて、チルの家に来た。
チルはこの前、散歩中に合って薪拾いを手伝った時に「いつでも来て良いよ」と言ってくれた。
チルの家は、丘の下の方に住んでいるみたいだった。
えーと。ここだったかな?
俺は、チルの家の前に立った。
『もしもし。チル君に会いに来ました。』
「今行きます。」
チル君が薪拾いの格好で出てきた。
『今日は薪拾いを手伝いに来ました。』
「ありがとうございます! うさちゃん。」
俺たちは、森へ向かった。
森に着くと、まだ少し霧が残っていた。
『まだ霧が濃いな。』
「そうだね。うさちゃん。離れないようにしっかりついてくるんだよ!」
『わかった。チルも気を付けてね!』
薪を集めていると、上の方で、トンビみたいな声が聞こえてきた。
トンビみたいな鳥って俺の種族の宿敵みたいな者だよな?
どうしよう。一応チルにも報告しておくか。
『チル! 空に鳥の魔獣がいるから気を付けてね?』
「えっ! 教えてくれてありがとう。どうしよう、薪は拾わなきゃいけないし。」
確かに魔獣は怖いけど、薪は拾わないとなー。
「キィーン」
うわ、どうしよう本当にこっちに飛んできた。
俺の方に向かってくる鳥の目が捕食する目になっている。怖っ!
よしまずは、チル君に攻撃が向かったら危ないから下がるように言わないと。
『チル君、危ないから下がってて』
「でも、うさちゃんも危ないよ!」
『俺は大丈夫だから!』
チル君が後ろの方に下がったし、本気を出すか。
頭は小さいし、狙うなら一番大きい羽根しかない。
『(エアーカッター)』
俺は何発か打つがなかなか当たらない。
どうにかして、落とさないと倒せない。
よし、エアーカッター1つじゃ当たらないから、『数打ちゃ当たる戦法』で倒すか。
2つ同時に魔法は出せないかな?
『(エアーカッター)
(ウォーターボール)』
上手く発動出来た。後は、よけそうな方向にウォーターボールを当てれば。
「キィ―――――ン」
よし当たったな。とどめは、火力の高いファイアーボールでおしまいっと。
『おーい! チル終わったぞー!』
「本当に!? だって、あの魔獣は、ビッグロックバードといって、ギルドでBランクに指定されている魔獣なのに・・・ 1人でやっつけちゃうなんてすごい!」
ヤバいやつを倒してしまったのか・・・・
『ありがとう。けがはしてないよな。薪はもう集まったか?』
「ううん、まだだからもう少し集めてからいくよ。」
『わかったよ。』
俺はチルの家に薪を下ろして、エリーナの家に直帰した。
ビッグロックバードは、チルに渡した。チルは、こんなのもらえないと言ったけど、しっかり置いてきた。
俺は、食事をしながら考え事をした。
ギルドなんてものがあるのか。本当にゲームの世界みたいだ。
にしてもBランクの魔物が倒せるのか。Bランクがどれくらい強いかはわからないけど、そこそこ俺は強いと考えてもいいだろう。
一方そのころ、チルの家では、、、
チルの母は、家で編み物していた。
しかし、驚きの事が起こった。チルが薪拾いから帰ってきたと思ったら、ビッグロックバードを持ち帰って来たのだ。
「チル! どうしたのよ、このビッグロックバード。」
チルは、帰って来た途端鳥のことを聞かれてびっくりした。
「えーと。うさちゃんが獲ってくれたの。」
「どういうこと?」
「だから、うさちゃんに獲ってもらったの!」
「今度しっかりお礼をしに行きましょうね!」
「わかったよ。次あったらどこのウサギか聞いておくね。」
読んでくれてありがとうございます。
今後の展開への進むペースに迷っているので投稿が遅くなるかもです。
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