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余り語られない撮影所のあれこれ  作者: 元東△映助
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余り語られない撮影所のあれこれ(2) 「結髪(ケッパツ)さん」と「メイクさん」

★「結髪(ケッパツ)さん」と「メイクさん」


結髪さんは基本的に京都撮影所にしか居ません。日本髪を結う専門職です。顔はメイクさんが行います。

東京撮影所では、日本髪が稀ですので髪もメイクさんが整えます。

東西共に撮影現場にはメイクさんだけが付き添いますw


●Q&A


Q:

「太秦でスタッフと仲良くなりたかったら、まず結髪さんと仲良くなれ」という話を聞いた事があります。

それだけ結髪さんは重要なポジションなんですね。


A:

京都撮影所の役者さんは、基本的に髷ですから、結髪さんに御世話になるのは当たり前です。

そして、羽二重や髷のカツラを装着するのには時間がかかります。

スタッフは、結髪さんの状況をみて現場へのキャストの入り時間を決めますので、結髪さんの気を損ねると大変ですw

つまり、結髪さんと仲良くなるとスタッフと仲良くなれますww


Q:

ありがとうございます!やっぱりそうですか!

里見浩太朗さんは、いつも太秦のスタッフ全員に美味しいお菓子を差し入れる事で有名だそうですが、これも結髪さんへの心遣いなのかも知れませんね。


A:

里見さんの差し入れは、主演=座長として当然と言える行為で、結髪さんとの交流というよりも、全キャスト全スタッフとの交流の為ですねw


特撮番組の場合は、主演が若い新人が多いですから、先輩俳優さんが交流を考えて差し入れを行う場合が多い様です。


基本は、気遣いの為に差し入れを行いますw



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― 新着の感想 ―
時代劇が僅かになった今でも京都に髪結いがあるのか、気になりますねえ。 30年近く前に古参の方が「もう着付けできる映画スタッフも少なくなった」と嘆いていました。
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