偽りの弱者

努力し、報われる。ある意味当然で、ある意味尊いそんな事。彼は努力をしていた。結果も出した。しかし報われることだけは無かった。
そんな彼はあっさりと死に、異世界へ転生した。今度こそ上手くやろうと、彼は努力を周りに見られる事を恐れ、結果を残す事を拒んだ。しかしそんな彼を嘲笑うかのように、世界は彼に対して厳しかった。彼の黒髪黒目は不吉な色として、差別されてしまったのだ！
そんな主人公はある事件をきっかけに、完全に人に見切りを付ける事となる。そして魔族率いる魔王軍に身を寄せていく…

道化の姿をし、実力を偽りあくまでも弱者として振る舞う、偽りの弱者として…

主人公最強です。どちらかというと悪役という事ですね。コイツ弱いな…と思わせて強いぞ！っていうのがカッコいいと思っている筆者の妄想が具現化した形です。

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