表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/186

95 汚れた部屋へ

その95です。

「どうしてここにいるんだ」


「なにが?」


「とぼけるな。公安勤務になって豊浜へ行ったお前が、本庁に何の用があるんだ」


「もちろん、呼び出しくらったからだよ。イヤになるよなぁ、顔を直接見せろって。並列首都計画が泣いちゃうぜ」


「上の連中の中には、SNSどころかメールすら嫌ってるのもいるからな……って、そうじゃない。誤魔化すな」


 雪郷のペースに巻き込まれそうなところを、どうにかブレーキをかける。こいつはいつもそうだ――と、紫煙をくゆらせる雪郷を、大陽寺は苦々しく睨んだ。


 傍から見れば、本庁勤務で出世頭の大陽寺と、配置を変えられた上に地方(名目上は並列首都だが)へ飛ばされた雪郷では、比較することすらバカバカしいと考えるだろう。


 しかし、大陽寺の中では違う。同期の中でも特に気が合わないと感じていたが、決定打となったのは豊浜への転勤だった。




 ばん、と大陽寺はテーブルに叩きつける勢いで雑誌を置いた。




 その雑誌の表紙に視線を移した雪郷は、ついつい口元がほころんでしまう。


「んー? 『国家を揺るがす闇、再建議会の謎を追う! 歴代首相も所属する右翼団体の全容』? それとも、『人気女子アナS、深夜の密会! 相手は若手イケメン社長』? もしかして、『退職金の預け先、本当に大丈夫? 資産運用のノウハウ、教えます』かな?」


「……とぼけるな。再建議会の件だ。お前も入ってるのは知ってるぞ」


なんだか胡散臭いモノが出てきましたが、

この作品はフィクションです(定型文)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ