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91 騎士サンと決闘

その91です。



「なぁっ?」


 この叫びが誰の口から洩れたものかは分からない。だが、この場の全員――それこそ泰地までもが驚かざるを得なかった。




 なにしろ、泰地は鞭の上を、そのまま綱渡りよろしく走ってきたのだから。




 わずか2メートル強だとはいえ、鞭の上に足を載せようなどとは考えられない。ちょっとでも硬くなったと予想できない限りは。


(俺の戦術を読まれていた?)


 まさかの事態に頭が真っ白になってしまったエクヴィルツに、対処方法を組み立てる時間を与える間抜けはいない。



 泰地は二歩で綱渡りを終了させると、そのまま相手の顔めがけてドロップキックの態勢に入る。


 さすがにエクヴィルツも我に返った。


 なんとか頸を捻じってかわそうと考えたが、相手が「蹴る」つもりではないと察知して、再び混乱に陥る。




 そう、相手の顔面に向かって跳び蹴りをしたかのように見えた泰地であったが、その目的は「相手の頭を両足で挟み込む」ことだったのだ。




「ふッ」


 ぐるり、とエクヴィルツの首を軸にして少年は旋回を始める。混乱しているエクヴィルツが慌てて足を踏ん張ってバランスを保つ。すると少年は足を離すと同時に今度は相手の肩を手で掴んで旋回速度を上昇させた。


 ヴェリヨが「プロレスかよ……」とぽつりと漏らしたが、もちろんそんな単語はシェビエツァ王国に存在ない。ただただ唖然と見守るしか術がなかった。


昨日の更新で、「その89」がダブっていました。


訂正しています。


相変わらずのアホで申し訳ありません。

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