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49 初任務は……

その49です。

 まずひとつ目に挙げられるのは、異世界については他国――最重要同盟国であるアメリカとすら情報を共有していない点。


「じゃあ、アメリカは異世界があるなんて知らない……ワケがないですよねぇ」


「当たり前なのだ。情報をごく一部で独占できている、なんて都合のよい話など、この世にはないのだ。アメリカをはじめ、複数の国家が存在を確認しているのは間違いなく、それぞれ自分たちの持ち得た情報を隠蔽しているのも疑いないのだ」


 ルデルに説明されると微妙にイラッとするが、それをあからさまに表面化してしまうような泰地ではない。というか、この程度で神経を尖らせていては神経が持たない。



 問題は、この先だ。



「つまり、お互い知ってるのにトボけてるって話ですか。それならいっそズバッと全部公開した方が……よくないところが多いんでしょうね」


「そーだねぇ。異世界の領土を侵略しに行ったり、兵器や何かの実験場にしたりする輩が必ず現れるだろうから」


 それ以前に、異世界の「入口」を巡っての戦争が勃発する危険性すらある。地球以外の領土獲得を発端にして人類が滅亡しました――なんて、笑い話にもならない。



「外交はテーブルの上で握手をして、下では蹴り合いをしてるとはよく言ったものなのだ。まあ、東の共産主義者どもは、どこであろうと共産化――」


「魔王サマ。それ以上は止めてください」


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