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43 初任務は……

その43です。

 前と変わらずボロい雑居ビルにあるUN芸能事務所。


 この雑居ビルは四階建てなのだが、UN芸能事務所があるのは二階。一階は「○○商店」と印刷された大きな紙が窓一面に貼られているが、前半部分の文字が消えてしまっているし室内は段ボールなどで塞いでいて見えないしで正体不明になっている。三階と四階は「テナント募集」だ。



「まあ、ぶっちゃければこのビルそのものが公安ウン課の所有物なんだけどな」



 ビルの玄関口で出迎え――ではなくタバコを吸っていた(マエカケに追い出されたらしい)雪郷が、一階の「○○商店」の日焼けした紙に覆われた窓を軽く叩きながら暴露する。


 確かに初見から怪し過ぎると思っていたが、まさかビルまるまる一棟をアジトにしてるとは予想外だ。機密保持の観点から考えれば、当然の措置なのだろうけど。


「おっ、制服代わりのそのコートも着てきたな。素直でよろしい」


「正直、暑苦しいですけど。それより、なんで事務所を二階にしてるんですか? 一階の方が楽で便利でしょ」


 当然の疑問を泰地が提示(インパネスコートの着用理由については諦めた)すると、ボスはまだ半分ほど残っていたタバコを、靴の裏で火をもみ消して携帯灰皿へ放り込んだ。



「一階は別の目的で使われてるからな。ほんじゃ、ぼちぼち中に入ってお仕事するべか」



今日と明日は5編投下です。


お付き合いくだだけると嬉しいです。

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