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37 学校生活の始まり

その37です。

「そういえば、今度の土曜――つか明日」


 長谷野が、気まずい雰囲気を払拭するべくイロハへ話を振る。


「あ、クラスの親睦会ね。みんなでカラオケって話だよね?」




 表向きはともかく、実際にはイロハとの親睦会である。彼女の都合を最優先にした結果、開催日が明日となった。


 当初は学校内の学食かカフェでやろうという話だったのだが、一年二組以外の人間も集まってきて収拾がつかなくなるのは明白だったので、二転三転した挙句に一番無難な場所に決定した次第である。


 その経緯の中で、他のクラスの人間を呼ぶのはもちろん、部活への勧誘も禁止というルールが設けられたのは自然な流れだろう。ヘタをすると、時間の経過とともに「親衛隊」なんてノリになりかねない雰囲気でもあるのだが。




「長谷野君もハラミ君も来るの?」


「俺はもちろん。入学早々ハブになりたくないし。孕石は?」


「……バイトで行けん」


「飯の種をサボってクビになるわけにはいかないのだ」



 話題変更失敗である。



いつも以上に短いですが、今夜はここまでにさせていただきます。

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