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18 学校生活の始まり

その18です。

 目坂と名乗った教師は、四十歳前後の小太りな男性だった。


「なんだよ。こういう時は若くて天然っぽいおねーさんが担任になるってのがお約束じゃないかよ。リアルは最悪だ。ロリ巨乳なんて要求してないんだから、せめて……」


 前の席からブツブツと呟きが聞こえてくるが、無言を貫くのが賢明だろう。


 続いて、生徒自身による自己紹介の時間となった。


 人見知りではないが、少しあがり症である泰地としては憂鬱になる。クラス四十人+担任副担任の注目を一身に浴びるなど、想像するだけで胃に十個くらい穴が開きそうだ。



「えっと、アシヤハルヒコです。於呂中出身で、部活はサッカーを……」



 始まってしまった。


 名前と出身校を告げて「よろしくお願いします」で終われば十分だよな、と脳内で軽く予行演習を始める泰地に、振り返った長谷野が声をかける。


「おい、有名人がいるぜ」


「へっ?」


 裏返った返事になって恥ずかしいが、すぐに長谷野の発言の意味を理解した。


 立ち上がったその女子生徒の姿に、教室が軽くどよめく。




「カワイイロハです」




 同世代のレジェンド級な存在による第一声に、クラスメイトが歓喜で湧く。泰地ですら反射的にに「おおおおお?」と叫んでしまっていた。


純粋な女性キャラその2の登場です。


読者諸氏のお気に召すといいのですが。

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